宋廷芬 そうていふん
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中唐の官人。貝州清陽県(河北省清河県東)の人。
宋若莘・
宋若昭・宋若倫・
宋若憲・宋若荀の父。代々儒家の家で、娘たちに自ら教育し、結果、宋若莘は『女論語』を著して、貞元年間(785-805)昭義節度使の
李抱真に推薦されて五姉妹全員が宮中に入った。宋廷芬も饒州司馬・習芸館内教となり、京師に第一級の邸宅を賜った。ただ息子の宋稷のみは振るわず、庶民として終わった。
列伝・史料
『新唐書』
巻七十七 列伝第二 后妃下 尚宮宋若昭
『旧唐書』巻五十二 列伝第二 后妃下 女学士尚宮宋氏
外部リンク
最終更新:2025年01月14日 00:01