張伯靖

張伯靖 ちょうはくせい

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中唐の辰・漵の蛮酋。元和六年(811)苛斂誅求を憎み、衆を集めて叛き、播州・費州に侵攻した。黔中経略使の崔能・荊南節度使の厳綬・湖南観察使の柳公綽が討伐したが、平定できなかった。その間、張伯靖は上表して荊南に隷属することを願い出て、降伏しようとしたが、崔能は私怨のためさらなる援軍の派遣を要請した。宰相の李吉甫の建言により、厳綬に張伯靖を招いて江陵で降伏させ、張伯靖は右威衛翊府中郎将を授けられた。

本紀・列伝

『新唐書』巻七 本紀第七 憲宗 元和六年閏十二月辛卯条
『新唐書』巻一百二十九 列伝第五十四 厳挺之 綬
『新唐書』巻二百二十二下 列伝第一百四十七下 南蛮下 両爨蛮

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最終更新:2025年01月16日 02:55
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