蕭寘

蕭寘　しょうし

?-865
中唐の官人・宰相(在任864-865)。蕭湛の子。祖父の蕭復、高祖父の蕭嵩もいずれも宰相であった。蕭遘の父。翰林学士となり、大中年間(847-860)薨じた鼂昭容(元昭皇后)の墓碑銘を作成した。その墓碑銘が後に懿宗の正当性の顕示につながった。咸通五年(864)四月、兵部侍郎、判戸部から同中書門下平章事(宰相)に任じられた。翌年三月薨去。

本紀・列伝

『新唐書』巻九 本紀第九 懿宗 咸通五年四月条、咸通六年三月条
『新唐書』巻七十一下 表第十一下 宰相世系一下 蕭氏 斉梁房
『新唐書』巻七十七 列伝第二 后妃下 宣宗元昭皇后鼂氏
『新唐書』巻一百六十九 列伝第九十四 韋貫之 澳

外部リンク

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