李漼
833-873
唐第20代の皇帝(在位860-873)。姓名李漼。諡は睿文昭聖恭恵孝皇帝。
宣宗の長子。母は
元昭皇后。帝の時代は、荘園の発展、藩鎮内部の下剋上によって諸矛盾は激化し、軍賊や流賊が蜂起して、農民大暴動の前夜であった。浙東の
仇甫、徐州の
龐勛の乱をしずめたとはいえ、帝は奢侈を好み、遊幸するごとに10余万人を付き従わせて政治を顧みず、権力は弱体化し、ついに874年
黄巣の乱をひき起こした。陵名は
簡陵。
年号
咸通 860-874
后妃
子女
宰相
令狐綯 850-859
蕭鄴 857-859
夏侯孜 858-860、862-864
蒋伸 858-862
杜審権 859-863
白敏中 859-861
畢諴 860-863
杜悰 861-863
楊収 863-866
曹確 863-870
蕭寘 864-865
路巌 864-871
高璩 865
徐商 865-870
于琮 867-872
劉瞻 869-870、
韋保衡 870-873
王鐸 870-873
劉鄴 871-874
趙隠 872-874
本紀
参考文献
『アジア歴史事典2』(平凡社,1959年)
外部リンク
最終更新:2025年06月24日 12:58