張文仲

張文仲 ちょうぶんちゅう

620-700
初唐の官人・医師。洛州洛陽県の人。侍御医。韋慈蔵李虔縦とともに当時の名医として知られた。宰相の蘇良嗣が朝廷で倒れて自邸に運び込まれると、韋慈蔵とともに治療にあたった。高宗が失明すると、武則天の反対にも関わらず治療を行い、一時的に目がみえるようになった。久視元年(700)尚薬奉御に任じられた。著作に『随身備急方』三巻、『法象論』一巻があったが、いずれも失われたが、著作の逸文は『外台秘要方』『太平聖恵方』にみえる。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。

列伝

『新唐書』巻二百四 列伝第一百二十九 方技 甄権 張文仲
『旧唐書』巻一百九十一 列伝第一百四十一 方伎 張文仲

参考文献

宮川隆弘「張文仲の鍼灸について」(『日本医史学雑誌』第51巻第2号、2005年)

外部リンク

維基百科,自由的百科全書 張文仲(中文)
https://zh.wikipedia.org/zh-tw/%E5%BC%B5%E6%96%87%E4%BB%B2

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2025年03月30日 15:59
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。