乙弗弘礼 おつふつこうれい
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隋・初唐の官人・人相見。貝州高唐県(山東省高唐県)の人。
煬帝が晋王時代に帝位につくことを予見し、煬帝が即位すると天下の術家の統摂となった。しかし天下が次第に乱れると、煬帝に疑われて幽閉された。また唐が成立すると奴婢となっていた
薛大鼎の人相見を依頼されると、顔面の人相はあくまで奴婢のものだとした上で、衣服を脱がせると、腰から下に方岳(地方長官)の相が出ていたという。貞観年間(623-649)卒。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2025年04月04日 22:54