李恵登 りけいとう
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中唐の武将・叛将・官人。営州柳城県(遼寧省朝陽市)の人。平盧軍の部将であったが、
安禄山が叛乱をおこすと、董秦(
李忠臣)に従って反撃し、海路より滄州・棣州を攻略した。
史思明の攻撃によって捕虜となったが、脱走して
来瑱を頼り、金吾衛将軍に任じられた。
李希烈が叛くと、李希烈の命により兵二千とともに隋州に駐屯したが、
伊慎の説得で隋州ごと帰順し、刺史に任じられた。以後、隋州を二十年間統治し、優れた実績を挙げ、
于頔の上表により御史大夫を加えられ、隋州は昇格して上州となり、検校国子祭酒を兼任した。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2025年05月08日 02:04