李知本

李知本　りちほん

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初唐の官人。趙州元氏県(河北省石家荘市元氏県)の人。李孝端の子。李知隠の兄。七姓十家の一つで、李牧を祖とし代々宰相を輩出した名門・趙郡李氏の分流・東祖の出身。北魏の文成帝の師である李霊の六代の孫で、その世系は李霊→李恢→李華→李敬義→李仲通→李孝端→李知本である。経書に詳しく、親に仕えて非常にあつかった。弟の李知隠とともに穏やかかつ規則正しく、子孫は百人以上、財物や召使いは少しも仲違いがなかった。貞観年間(623-649)初頭、李知本は夏津県令となった。孫に李瑱・李処直がいる。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。

列伝

『新唐書』巻一百九十五 列伝第一百二十 孝友 李知本
『旧唐書』巻一百八十八 列伝第一百三十八 孝友 李知本

外部リンク

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