崔玄籍 さいげんせき
620-698
初唐・武周の官人。魏晋南北朝以来の名門・清河崔氏の分流・鄭州崔氏の出身。崔善福の子。
文徳長孫皇后の葬礼に担任挽郎となり、婺州司功参軍となった。永徽年間(650-655)
陳碩真が挙兵すると、その鬼道を恐れた兵隊を鼓舞し、刺史の
崔義玄に先鋒に任じられて戦功をあげた。雅州長史となって吐蕃の侵攻に対処し、さらに検校荊州大都督府司馬、銀青光禄大夫、利州刺史を歴任した。
表・列伝・史料
『新唐書』巻七十二下 表第十二下 宰相世系二下 崔氏 鄭州崔氏
『新唐書』
巻一百九 列伝第三十四 崔義玄
「大周故銀青光禄大夫使持節利州諸軍事行利州刺史上柱国清河県開国子崔君墓誌銘並序」
外部リンク
最終更新:2025年06月29日 02:55