馮立 ふうりつ
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初唐の武将。同州馮翊県の人。武芸に優れ、また文書処理能力もあった。
李建成に引き立てられて翊衛車騎将軍となった。李建成が殺されると、左右の者は逃げ去ったが、その恩義を主張して
玄武門を攻撃して、屯営将軍の
敬君弘を討ち取り、兵を解散して野に逃れた。にわかにやって来て
太宗に罪を請い、許された。突厥が
便橋に襲来すると数百騎を率いて咸陽で戦い、多くを倒したから、功によって広州都督に任じられた。在官中に卒した。『旧唐書』に伝がある。
列伝
『旧唐書』巻一百八十七上 列伝第一百三十七上 忠義上 馮立
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最終更新:2025年07月12日 02:42