李育徳

李育徳 りいくとく

?-619
初唐の人。李諤の孫。李厚徳の弟。李好徳の兄。代々の富豪で家僕は百人おり、隋末の混乱期に武陟県に城壁を築き、匪賊を撃退した。隋が滅亡すると柳燮らとともに李密に帰順し、李密は総管に任じた。李密が王世充に敗れると、郡ごと唐に来降し、陟州刺史に任じられた。兄の李厚徳が捕らえられて殷州に幽閉されたが、蜂起して城を奪うと、兄に殷州の守りを託されたが、怒った王世充の全精鋭軍による攻撃を受け、城は陥落して三人の弟とともに戦死した。『新唐書』に伝がある。

列伝

『新唐書』巻一百九十一 列伝第一百一十六 忠義上 李育徳

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最終更新:2025年07月12日 23:31
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