李公逸 りこういつ
?-619
隋末・初唐の官人。汴梁雍丘(河南省杞県)の人。隋末の混乱期に決起し、始め
李密に従ったが、李密が敗れると
王世充に従った。しかし王世充が必ず敗れると思い、
高祖に帰順し、𣏌州総管に任命され、陽夏郡公に封ぜられた。族弟の李善行は𣏌州刺史となった。王世充の攻囲を受けたが、孤立無援であったため、𣏌州の防衛を李善行に託して自ら唐へ援軍要請に向かったが、途中で捕らえられて洛陽に送られ、王世充に斬られた。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2025年07月13日 00:07