王賢妃
673-745
盛唐の妃嬪。
睿宗の妃。諱は芳媚。王美暢の娘。
王徳妃の妹。梁の司徒の王僧弁の六世の孫にあたる。光宅元年(684)選ばれて宮中に入り、長じて睿宗の後宮となった。景雲元年(710)賢妃に冊された。姉の王徳妃が早くに亡くなっていたため、
李業とその妹を養育した。睿宗が崩ずると、李業に引き取られた。李業が先に薨じると昼夜慟哭したという。天宝四載(745)八月八日、薛王宅で没した。
橋陵に陪葬された。
列伝・史料
『新唐書』
巻八十一 列伝第六 三宗諸子 恵宣太子業
「大唐睿宗大聖真皇帝賢妃王氏墓志銘並序」
外部リンク
最終更新:2025年08月20日 07:47