太社
大社とも。長安・洛陽の祭祀施設。土地神を祀る社稷壇で、一方が五丈(約11.6m)、四方を方角の色によって壇の四面および階段を飾り立て、黄土を上に覆い、犠牲を祭るのにすべて
太牢とした。社主(位牌)は長さ五尺(約1m16cm)で、「五」の数字は土数の五に準じた。社主(位牌)は一方が二尺(約47cm)で、二は陰偶の数に準じており、上部には生産される動植物を、下部を四角にすることで地体を象る。仲春、仲秋の二時戊日に祭られた。長安のは皇城内に位置し、東は含光門街、東南に含光門、南に第七横街、西に郊社署、北に第六横街を挟んで御史台が位置した。南門の額は、隋か陳のときのもので、王羲之の筆により、隋代に粉本によって模したものであるという。洛陽のは皇城内に位置し、神龍元年(705)建立。右衛の西、南北街の東に位置し、南に倉院(倉院の西に
麗景門がある)、北に第一横街が位置する。
志・列伝・史料
参考文献
徐松 撰、愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)
最終更新:2026年04月17日 16:58