芳林門
長安、外廓城西北三門(芳林門・
景曜門・
光化門)の一つで、この三門の中で最も東に位置した。外廓城外部は禁苑に面し、内部は、門の南に朱雀門街西第三街(皇城西第一街)に面し、東は宮城、西は
修徳坊に面する。北は禁苑の西苑に接続する。隋代には華林門と呼ばれた。元和十二年(817)に新市が芳林門の南に設置され、翌年無遮僧斎が行われた。唐末の「芳林十哲」(
鄭谷・
許棠・
聶夷・任涛・温憲・李昌符▪
張喬・周繇・
張蠙・劇燕・呉罕・李栖遠。ないしは
沈雲翔・
林絢・鄭玘・劉業・唐珣・呉商叟・
秦韜玉・郭薰)はこの門に集った文人をいう。
参考文献
徐松 撰、愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)
最終更新:2025年11月18日 10:38