斜封官

斜封官

唐代の売官制度の一。墨勅斜封とも。中宗の時、武則天の専制下に発生したもので、家柄を問わず、三十万銭を出せば官吏となることができた。正式な勅命は黄紙に朱筆で「勅」としたが、斜封官はあえて「勅」字を墨で書き、しかも斜めに封じたことから、墨勅斜封官と呼ばれた。

志・列伝

『新唐書』巻四十五 志第三十五
『新唐書』巻八十三 列伝第八
『新唐書』巻一百一十二 列伝第三十七
『新唐書』巻一百一十八 列伝第四十三
『旧唐書』巻七十七 列伝第二十七
『資治通鑑』巻二百九 景龍二年条

参考文献

礪波 護『唐代政治社会史研究』(同朋舎、1986年)

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最終更新:2022年09月29日 23:32
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