李淳風

李淳風

602‐670
唐代の天文学者・数学者。李播の子。幼い頃より群書・天暦算に通じ、貞観年間(627-649)に傅仁均と暦法を争ったが、淳風に利ありとして将仕郎直太史局に任じられ、渾天儀をつくった。承務郎、太常博士、太史丞、太史令と累進した。麟徳暦を編纂した。『法象書』七篇、『典章文物志』、『乙巳占』を著した。また『晋書』の天文・律暦・五行志はすべて李淳風がなしたものである。子に該、孫に仙宗がおり、いずれも太史令となった。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。

列伝

『旧唐書』巻七十九 列伝第二十九 李淳風
『新唐書』巻二百四 列伝第一百二十九 方技 李淳風

参考文献

丘光明・コンラッド ヘルマン著/松本栄寿訳「中国古代度量衡における黄鐘律管と累黍」(『計量史研究』28-1,2006)
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10632091_po_ART0007484170.pdf?contentNo=1&alternativeNo=

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最終更新:2025年03月20日 21:21
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