元伯和

元伯和

?-777
唐の官人。宰相元載の子。父は代宗朝に宰相として専権を振っていたから、父の威勢を恃み、財貨を収斂し、音楽にふけった。元載の妻(伯和の義母)王氏と不倫し、顧繇から告発されたが、代宗は元載に政務を任せていたから、かえって顧繇が罪を得た。陳少游から表向きは親しくされたが、父が疑われはじめると、その罪を誣告され、揚州兵曹参軍に左遷された。父が失脚して杖死すると、元載の妻王氏や、伯和の兄弟の祠部員外郎の元仲武、校書郎の元季能とともに死を賜ることとなり、伝送によって揚州にて死を賜った。

列伝

『新唐書』巻一百四十五 列伝第七十 元載
『新唐書』巻二百二十四上 列伝第一百四十九上 叛臣上 陳少游
『旧唐書』巻一百一十八 列伝第六十八 元載

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最終更新:2023年01月16日 01:39
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