王懐忠

王懐忠 おうかいちゅう

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唐代の官人。清河太守。天宝十四載(755)安史の乱がおこると、安禄山の領域にあったが、唐に帰順。史思明によって清河を攻撃され、兵糧つきて陥落し捕虜となり、安禄山に献上された。また『資治通鑑』によると、天宝十四載(755)十二月に安禄山に長史に任命されたが、河間司法の李奐に殺されたともいう。また『新唐書』によると軍を率いて諸王を連れ、これを手土産に吐蕃に投降しようとしたという。

列伝・史料

『新唐書』巻八十二 列伝第七 十一宗諸子 玄宗諸子 豊王珙
『新唐書』巻二百二十五上 列伝第一百五十上 逆臣上 史思明
『旧唐書』巻二百上 列伝第一百五十上 史思明
『資治通鑑』巻二百一十七 唐紀三十三 玄宗 天宝十四載十二月庚子条

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最終更新:2024年12月28日 12:08
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