竇氏女

竇氏女

?-786
唐代の夫人。戸曹参軍の竇良の娘。汴州の人。名は桂娘。李希烈が汴州に入ると、竇良の娘が美しいのを聞いて、むりやり妾とした。心内に李希烈を滅ぼすことを誓い、陳仙奇の夫人が同じ竇姓であるから義姉妹となり、陳仙奇と通謀した。李希烈が陳仙奇に毒殺されると、李希烈の子が李希烈の喪を秘して諸将の殺害を計ったが、桃の実に隠した密書で陳仙奇に報告し、陳仙奇が李希烈の子を殺害した。陳仙奇が呉少誠に殺害されると、すべての謀が竇氏より出ていたのが発覚し、殺害された。

列伝・史料

『新唐書』巻二百二十五中 列伝第一百五十中 逆臣中 李希烈
『資治通鑑』巻二百三十二 唐紀四十八 徳宗 貞元二年三月条所引 考異 杜牧竇烈女伝

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年04月20日 01:01
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。