竇氏女
?-786
唐代の夫人。戸曹参軍の竇良の娘。汴州の人。名は桂娘。
李希烈が汴州に入ると、竇良の娘が美しいのを聞いて、むりやり妾とした。心内に李希烈を滅ぼすことを誓い、
陳仙奇の夫人が同じ竇姓であるから義姉妹となり、陳仙奇と通謀した。李希烈が陳仙奇に毒殺されると、李希烈の子が李希烈の喪を秘して諸将の殺害を計ったが、桃の実に隠した密書で陳仙奇に報告し、陳仙奇が李希烈の子を殺害した。陳仙奇が
呉少誠に殺害されると、すべての謀が竇氏より出ていたのが発覚し、殺害された。
列伝・史料
最終更新:2023年04月20日 01:01