中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

学校見学

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shion-atori

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エリクシール調理師専門学校を見学した。
ウィザード以外の学生もかなり在籍しているようだ。
受講の時間を自由に決められる制度が人気の一因だそうだ。
自由が利く、つまりウィザードにとっては受講していなくてもどこかで受講していることにできる
という仕組みなのだろう。その分試験を厳しくしてレベルを保っているのだと推測できる。
しかし校長がハンナだとは、世間は狭いものだ。

ハンナ=K=エリクシール、ある事件で一緒に戦ったことのあるウィザード。
食べられるモノならどんなモノでも極上の料理に変えてみせると豪語していたのは
伊達ではなかったということだろうか。
しかし、ウィザードを引退してどこかのホテルに勤めると聞いていたが、
何故調理師学校の校長になっているのか。
気になったので聞いてみると自分一人が為せる極上よりも万民が感じる
上等の方がより価値があると気付いたからだ、と返された。

食こそが人の世を良くする。任務中に彼女が呟いた持論、その言葉は俺の胸の中にもある。
あの時覚えきれなかったことを今度は一年かけて学ばせてもらうとしよう。

追伸:ハンナのヤツ俺のこと忘れていやがった。本当に食以外にはまるで興味のないヤツだ。


カテゴリ: [普通] - &trackback() - 2011年07月20日 00:30:32

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