評価


学校の教育活動は、意図的、計画的、組織的に行われるものであり、一般的に計画、実践、評価という一連の活動が繰り返されながら、児童生徒のよりよい成長、発達を目指した指導が展開されている。そのため、教育課程の実施状態に対する評価の在り方もまた、重要となってくる。
評価について、2000年12月の教育課程審議会答申「児童生徒の学習と教育課程の実施状況の評価の在り方について」よりこれからの基本的な評価に関する考え方を下記に簡単にまとめた。

1 学力については、知識の量のみでなく、学習指導要領に示す基礎的・基本的な内容を確実に身につけ、また「生きる力」が育まれているかどうかによって捉える必要がある。

2 これからの評価においては、目標に準拠した評価(絶対評価)を一層重視するとともに、個人内評価を工夫する重要性

3 指導と評価の一体化を図るとともに、学習指導の過程における評価の工夫を進めることの重要性と、評価が児童生徒の学習の改善に生かせるように、日常的に児童生徒や保護者に学習の評価を説明していくことの必要性

4 児童生徒の成長の状況を総合的に評価する重要性

5 各学校において、評価の方針、方法、体制などについて、校長のリーダーシップの下、教員間の共通理解を図り、一体となって取り組むとともに、各教員が、評価についての専門的力量を高めるため、自己研鑽に努めたり、校内研究・研修を実施することの重要性
最終更新:2007年08月16日 17:47