モニトリアル・システム
助教法と同じ。
ベルと
ランカスターがほぼ同時期に別々に提唱。多数の子どもを教えるために、学力の高い子どもをモニター(=助教)、つまり、教師の補助者として他の生徒の指導にあたらせる方法で、一斉教授(
一斉学習)の典型とみられている。この際に考案された教室内での机の配置などに、近代の学校の端緒を見出すことができる。
●イギリスにて
産業革命によって農村から都市への人口の移動が激しくなり、都市住民の子弟に有益な教育を施す必要が生じてきた。そこで、18世紀末からイギリスでは
日曜学校や
助教法(モニトリアル・システム)が採用された。
最終更新:2009年05月05日 19:10