インクルーシブ・エデュケーション (inclusive education)
1994年
サラマンカ宣言にて「万人のための教育」などと共に協調された考え方。
障害の有無にかかわらず、すべての子どもが共に学ぶ教育を指し、一人一人の児童生徒のニーズにあった適切な指導を受けさせられるようにする必要があると考えられる。
インクルージョンとは、「包括する」という意味であり、かつては障害のある人の生活と障害のない人の生活が違うところで別別に存在していたが、これをもう一遍統合していくという考え方である。障害を持った生徒が
学校教育から排除されたり、施設に隔離されてきた従来の「
エクスクルーシブ・エデュケーション」から転換されたものである。
しかし、2006年8月の時点では日本はまだ「サラマンカ宣言」について政府訳を公表していない。日本はもっと積極的にインクルーシブ・エデュケーションを促進していく体制を整えていく必要があると感じる。
最終更新:2007年06月21日 00:51