エクスクルーシブ・エデュケーション(exclusive education)



「エクスクルーシブ」とは「排他的な、除外的な」という意味を持っている。

 障害をもった児童生徒は学校教育から排除されたり、別途用意された施設に隔離されたりしてきた。
障害種別によって機械的に学校種が決定されるなど、個々の障害の程度を把握していたとは言えなかった。



障害児教育の歴史

 特別支援学校の端緒となったのは1878年(明治11)京都盲啞院?である。そして1923年(大正12)盲学校及聾啞学校令?の公布により設置義務と無償制が実施された。

 第二次世界大戦後、さまざまな法律が制定、施行され国民すべてに教育を保証することが謳われたが、障害児教育の就学義務化は再度延長された。
その後、就学義務が学年進行で実施されたり、1956年には六・三制の義務が完成した。そして1979年(昭和54)養護学校の就学義務と設置義務がようやく全面的に実施された。


最終更新:2007年06月21日 01:12