教育課程の現代化
1968(昭和43)年の
学習指導要領の改訂の際、キャッチフレーズとなった。これは3度目の改訂であり、高度経済成長を背景に、国民生活の向上、文化の発展、社会情勢の進展、国際的地位の向上などを目指した。
児童生徒一人ひとりの発達段階や個性に即した教育を目指し、人間形成上、調和と統一のある
教育課程が編成された。
◎主な改定内容
1.最低授業日数を240日とし、授業時数が「最低」から「標準」に改められた。
2.
特別教育活動と
学校行事を統合し、
特別活動とした。
3.科学の急激な発展に対応するため、「算数・数学」「理科」を中心に「現代化」を図った。主に、数学において集合、関数、確率が取り入れられるなど、高度な知識を教育課程に持ち込むことになった。
最終更新:2007年09月22日 14:18