超自我(Super-ego)



S,フロイトによれば、超自我とは、いわゆる理論や良心、道徳にあたる心的装置である。幼児期に両親との同一視や躾を通して身に付けられた道徳律であり、イドの本能的衝動を禁止し、自我機能を道徳的な方向へ誘導する機能を持つ。また、自我から分化して形成されており、多くは無意識的なものであり、後悔や罪悪感として意識化される。
時として、イドと同様に、外界への適応に反する命令を下し、しばしば自我と葛藤を引き起こす。



saya
最終更新:2008年07月01日 03:04