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カーシー

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rilyuuguu

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カーシーは詩歌藩国の犬士達の名称。
その意味するところは“犬の妖精”である。
L:カーシー = {
 t:名称 = カーシー(種族)
 t:要点 = もふもふ、ふさふさ、どろろん
 t:周辺環境 = 世界の終わり
 t:評価 = 体格2,筋力2,耐久力2,外見2,敏捷2,器用2,感覚2,知識2,幸運2
 t:特殊 = {
  *カーシーの人カテゴリ = 犬士種族アイドレスとして扱う。
  *カーシーは根源力200000を持つ。
  *カーシーは一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。
  *カーシーは戦闘可能職業についたさい、全能力に+4する。
 }
 t:→次のアイドレス = わんわん剣士(職業),わんわん銃士(職業),伊達犬(職業),魔法犬(職業)
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『カーシー』

ニューワールドには、さまざまな種族が暮らしている。
もっとも数が多いのは人族であるが、生まれを異にする者たちがどの国にも少なからず存在する。

生身ではなく、機械の身体を持つ者。
プログラムデータとしての存在や、人間の数十倍の大きな身体を持った種族。
なかには神や悪魔と呼ばれる超常の存在もいる。
第一世界では見ることのできない、多くの隣人が、この世界には暮らしていた。

なかでも、もっとも人の近くにいたのが犬士、猫士と呼ばれる種族だ。

人語を理解し、場合によっては話をすることもできるという、とても人に近い種族だ。
特別な能力があるわけではないが、人と同じように学習し、訓練次第でどのようなこともできる柔軟性がある。

ひとくくりに犬士、猫士と言ってもその姿形は国によって大きくことなる。
ほとんど人間と変わらない見た目(耳だけが犬耳や猫耳になっている)であったり、逆に犬や猫そのものにしか見えない種類などもいる。
場合によっては両方の姿を自在に切り替えることができる者もいるというから驚きだ。

例外はあるが、基本的に犬士は帝國、猫士は共和国で暮らしている。

そんな中で、詩歌藩国に暮らす犬士の名をカーシーという。

第一世界においては犬の妖精を指す言葉だが、その性質はむしろ同じ妖精であるケット・シーに近い。

彼らの基本的な姿は、身長100センチメートルほどの直立歩行する犬だと思ってもらえばわかりやすい。

そういう意味では詩歌藩国の王犬であるシィは、とてもわかりやすいカーシー種であると言えるだろう。
彼はいつも二足歩行で国内を歩き回っており、よく国をはなれてふらふらしている藩王にかわってパトロールをしている。

また、カーシーは身体能力を活かした職に就くことが多い。
これはカーシーが人よりも身体能力的に優れていることが大きな理由であると言われている。
詩歌藩国内の人族が「芸術の民」に代表されるように知的能力や感性が向上してきたこととは逆に、カーシーたちは肉体的な能力を向上させてきている。
そうなった理由はさだかではないが、今の詩歌藩においてはこの二種族によって作業の住み分けがされてきている、
ということだけは事実である。

さきほど基本的な姿は、と言ったが、これはカーシーたちがその姿を変化させる力を持っているからである。

ある一定の年齢に達したカーシーたちは、人と同じ姿になる術を得るという。
その術は、決まって満月の夜に先達のカーシーから口伝によって受け継がれる。
満月という特別なタイミングと、一定の年齢という条件から、魔力、もしくは理力を使用したなんらかの魔術なのではないかという説が有力であるが、カーシーたちは術の詳細についてはけっして口にしないことや、倫理的な問題もあって詳しい研究はなされていない。

また、その術を使うことで逆にごく普通の犬そのものに化けることも可能であるという。
まれにその術を使って犬に化け、飼い犬として食っちゃ寝生活をしているカーシーもわずかながら存在するという。
しかし、うっかり人の言葉をしゃべってしまい見つかるというミスをするという事態がたびたび報告されている(とはいえ、別段なんらかの犯罪というわけでもないので、問題になったことはない)


とはいえそれは例外で、一般的なカーシーは人と同じように恋をして、結婚し、家庭を築いて生活しているものがほとんどである。

詩歌藩国内において人とカーシーの権利の差はほとんどなく、第一世界の例で言えばふたつの人種が同じ国に暮らしているようなものと思って良い。

また、カーシー同士の子供はすこし変わった血の継ぎ方をする。
カーシーというのはいわば雑種であり、さまざまな犬種のカーシーが存在している。
柴犬のカーシーやヨークシャーテリアのカーシー、はたまたボルゾイのカーシーなどがおり、その姿は千差万別だ。
普通の犬の場合、柴犬とヨークシャーテリアが子を出産すると、基本的には両方の特徴を受け継いだ雑種が生まれる。
しかしカーシーの場合はすこし違い、両親のどちらかの特徴を非常に色濃く受け継ぐことが多い。
つまり、柴犬とヨークシャーテリアのカーシーが子を生んだ場合、柴犬のカーシーか、もしくはヨークシャーテリアのカーシーが生まれる可能性が非常に高いのである。

ごくまれに両方の特徴を受け継いだ子が生まれたり、祖父母の血がでてくる場合もあるが、滅多にあることではない。

そのため、見た目上は非常にさまざまな犬種のカーシーが存在している。

そんなカーシーたちのことを、詩歌の民は親しみを込めて「詩歌の友」と呼ぶ。
互いに良き隣人であり続けることを、私たちは心から願っている。


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『チターの宝物』

ケン、ケン。
片足で小石を蹴飛ばしながら、チターは進む。
こないだ、人の子供たちに習った遊びだ。
ケン、ケン、ケン。
その後、ケン、パーだっけ?
首をかしげる。
「ケン。は、片足上げたままでね!」
あの時、ルルは言った。
うん。思い出した。 次、パーで足を開くんだった。
「練習。練習。」
また、小石を蹴飛ばしながら、進む。
ひょこ、ひょこと、尻尾が揺ぐ。
よし。上手に、動けるようになった。
うんうん。と首をふる、チター。

元々、身体能力が人よりも優れる犬士だ。
要領さえ掴めれば、 石蹴りしながら、足を開いたり閉じたりするくらいなんてことはない。
体を動かすことが大好きだし、 仕事だって、人の大人たちに混じっての雪かきもお手の物。
いつも冬の間は、ピアニシモおばあちゃん家の屋根の雪下ろしをやっている。
「ふぅ。」
一息ついて、チターは空を見上げた。
ぴかぴかだ。
ピアニシモおばあちゃんの、青い瞳みたい。
とたんに、ぐぅ。とお腹がなる。
雪下ろしの後には、いつも、おばあちゃんとおやつを食べていたのだ。
「わぁ。」
きょろきょろと、辺りをみわたしてしまう。
今日は、一人で練習していたのに。
お腹をさすって顔を下ろすと、自分の影はずいぶんと長く伸びていた。
「もう、帰らなきゃ。」
走る、チター。

トットット、トトトー。トッ、トットー。
軽快な。とは言いがたい音が聞こえて、ふと足を止めた。
お隣さんの、ルルの家からだ。
「あれ。なんだろ?」
聞きなれない、音。
チターは耳もよいが、聞き覚えがない音だ。
「ルルー!ねぇ。いるー?なんか、音するけど。」
チターが窓を叩くと、影が動いた。
「チター。えーと、ね。ないしょなの。ないしょなの。」
ルルの声だ。
「なんか、変な音がするなぁ。と、思って。えと?ないしょなの?」
チターの頭の中で、「?」がくるくるまわる。
「ないしょなの。ないしょなの。ないしょなの。明日。うん。明日には、できるから!」
カーテンは閉まったまま。
ないしょなの。を連発して、「じゃ!きっと、明日ね。」と、ルルは話しを締めくくった。
チターは思う。
よくわかんないけど、ルルが明日ね。って言うのだから、明日になればわかるんだろう。
ルルが、自分に嘘をついたことはないから。

そして、次の日の朝。 チターの家のチャイムがなる。
赤いバンダナを差し出す、ルル。
「学校の授業で、足踏みミシンの使い方習ったの。
 えーと。
 で、家で作ってみたの。
 ほら!チター、シィさまの赤いマフラーかっこいい。って言ってたでしょ!
 ほら!バンダナなら、今からの季節でも暑くないし!
 ほら!名前も刺繍したから、なくさないし!!!!!
 えーと。えーと…。」
赤い目のルル。
チターは思う。
ほら!連発は照れ隠しだな。
ならば…。
にっこり笑って「ありがとう。」と、だけ伝えよう。

ないしょなの。の訳。
少しゆがんだミシン目のバンダナは、それから毎日、チターの首でゆらゆらと揺れるようになった。

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シーズン2のターンごとの犬士動向

T10 藩国部隊 歩兵 犬士4名編成
犬士内訳{
犬士:北国人+歩兵+パイロット4名
帝國軍へ10名出向

T11 藩国部隊 歩兵 犬士27名編成
犬士内訳{
北国人+歩兵+パイロット+陽光+ピケ4名
北国人+犬妖精+整備士+銃士隊18名
北国人+魔法使い+バトルメード+風を追う者5名

帝國軍へ10名出向

T12 藩国部隊 歩兵 犬士17名編成
犬士内訳{
北国人+犬妖精+銃士隊+竜士隊10名
北国人+魔法使い+バトルメード+風を追う者7名

帝國軍へ10名出向
犬士施設配置状況{
市民病院:北国人+魔法使い+看護士+風を追う者10名を配置

T13 藩国部隊 水竜 犬士29名編成
犬士内訳{
北国人+歩兵+パイロット10名
北国人+犬妖精+銃士隊+竜士隊9名
北国人+犬妖精+整備士+バトルメード10名

水竜部隊で全力出撃のため帝國軍への出向はなし
犬士施設配置状況{
市民病院:北国人+魔法使い+看護士+風を追う者8名を配置

EV136大・攻・勢での報酬で得た、滋養にあふれたわんわんフード28個消費で犬士が7名増加。

T14 藩国部隊 歩兵 犬士6名編成
犬士内訳{
詩歌の民+犬妖精+整備士2+バトルメード4名
詩歌の民+犬妖精+吟遊詩人+ドラゴンシンパシー2名

帝國軍へ10名出向
犬士施設配置状況{
交番:詩歌の民+犬妖精+吟遊詩人+警官2名を配置
市民病院:詩歌の民+魔法使い+看護士+風を追う者10名を配置

T15 藩国部隊 水竜 犬士14名編成
犬士内訳{
詩歌の民+犬妖精+銃士隊+竜士隊14名

帝國軍へ10名出向
犬士施設配置状況{
交番:詩歌の民+犬妖精+吟遊詩人+警官2名を配置
警察署:詩歌の民+犬妖精+吟遊詩人+警官7名を配置
市民病院:詩歌の民+魔法使い+看護士+風を追う者10名を配置

T16 藩国部隊 水竜 犬士7名編成
犬士内訳{
詩歌の民+犬妖精2+銃士隊+竜士隊6名
詩歌の民+犬妖精2+吟遊詩人+ドラゴンシンパシー1名

帝國軍へ10名出向
犬士施設配置状況{
交番:詩歌の民+犬妖精2+吟遊詩人+警官2名を配置
警察署:詩歌の民+犬妖精2+吟遊詩人+警官10名を配置
市民病院:詩歌の民+魔法使い+看護士+風を追う者10名を配置

T17 藩国部隊 歩兵 犬士12名編成
詩歌の民+犬妖精2+吟遊詩人+ドラゴンシンパシー12名
犬士施設配置状況{
交番:詩歌の民+犬妖精2+吟遊詩人+警官2名を配置
警察署:詩歌の民+犬妖精2+吟遊詩人+警官10名を配置
市民病院:詩歌の民+犬妖精2+吟遊詩人+医師9名を配置
市民病院:詩歌の民+魔法使い+看護士+風を追う者1名を配置

シーズン2ナンバリングイベントでの戦歴

T10 藩国部隊 歩兵 犬士4名編成
EV-EX”蛇の呪いとの戦い”に参加
ボンダンスの誘惑に耐えたり動物たちと一緒に踊ったりボンダンスの誘惑に耐えたり神と対話して財宝を見つけることに成功する

T11 藩国部隊 歩兵 犬士27名編成
ナンバリングイベントでは出番なし。

T12 藩国部隊 歩兵 犬士17名編成
EV127FVB逆侵攻
参戦するも活躍することはならず。

T13 藩国部隊 水竜 犬士29名編成
EV132ゲート付近の前哨戦
水竜一機が敵の攻撃を受け撃沈するものの敵偵察部隊の全滅に成功。
EV133水路の確保
水竜の敵を察知する能力を活かし、地形的に困難ながらも奇襲ルートを見つけることに成功する。
EV136大・攻・勢 絢爛方面
水竜の偵察による他部隊の援護の後、攻撃に参加。
絢爛方面の戦闘では大活躍を収めた。

T14 藩国部隊 歩兵 犬士6名編成
EV141”鎮圧と慰撫”
詩歌藩国でPPG第二騎士団に協力してもらい治安維持活動を行い、成功する。

T15 藩国部隊 水竜 犬士14名編成
EV152アシタ再デビュー →出オチ
参戦するも出番なし。
EV153包囲撃滅戦
参戦するも出番なし。
EV156輸送作戦
敵の偵察、FVBフリゲート部隊と協同にて敵潜水艦部隊撃破。
輸送作戦を成功させる。

T16 藩国部隊 水竜 犬士7名編成
ナンバリングイベントでは出番なし。

T17 藩国部隊 歩兵 犬士12名編成
EV176地上の地獄
参戦するも出番なし。
EV178涼州の戦い
帝國全部隊での敵包囲殲滅に参加。
敵の殲滅に成功する。

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スタッフリスト

鈴藤 瑞樹
花陵ふみ
竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン
九音・詩歌


岩崎経
星月 典子

編集
竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン

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