夢を見た彼らのその後 ◆uPLvM1/uq6
「ゆめ‥‥よね」
村一番の美人(スライム)は真夜中に眼を覚ましていた。
彼女の見た夢は……何というかよく分からない夢であった。
多分R指定に入るようなナニカをしていたのだろうが……相手も村一番の美人と同じようなものだったため、実際のところは不明である。
たぶん、あーるじゅうはち。
「なんだったのかしら‥‥ あのゆめは」
そんなことを思いながら彼女は時計を見た。
「まだよなかじゃない ねましょ」
そう言って彼女は眠りについたのだった。
【村一番の美人@魔界塔士Sa・Ga 就寝】
□□□
「ゆめ‥‥ か?」
目を覚ますとそこは原始発電所の入り口手前だった。
そうちょうは自分の体を確認して、なにもないことが分かってホッとする。
長い間「やっと おいついたぜ」を言って、死んで、を繰り返す夢。
42回もそんなことを繰り返し続けていた、そんな夢をそうちょうは見ていた。
「そうだ 俺は‥‥」
あいつらの足手まといにだけはなるまい、と思ってここで待っているんだった。
あいつらは今頃どうなっているのだろうか。無事なのだろうか。
悩んでも仕方ない、あいつらのところへ行こう。
「こうしちゃあ いられねぇ いそがねぇと!」
そして俺はあいつらの元へ向かった。
追いついた俺は、夢で何回も言っていたセリフをあいつらに言っていた。
【そうちょう@魔界塔士Sa・Ga 「やっと おいついたぜ」】
□□□
かみは笑う。
素晴らしく面白い夢を見たな。
私がナイフごときでバラバラになるだと? 笑わせるな。
くだらない夢にかみは笑い続けた。
これだから夢というものは面白い。
かみは笑う。
かみはシルクハットを被りなおす。
もうじき、ゲームを勝ちぬいた者達が現れる。
私の書いた筋書き通りに事は進んだ。
あとは、彼らの望みをかなえるのみ。
かみは笑う。
まさか、かみにケンカを売るとは‥‥なんて愚かしい。
これもいきもののサガか‥‥
よろしい、ならば君たちにかみのちからを見せてあげましょう!
私が君たち負けることなど、万に一つもありえない!
○○はチェーンソーで攻撃!
【かみ@魔界塔士Sa・Ga かみはバラバラになった】
□□□
アシュラは勝ちを確信し、口元に笑みを浮かべていた。
あの夢によれば、落とし穴に落ちたものは即死だったので、恐らく落ちた奴らも死んでいるであろう。
「これで わたしに さからうものは いなくなった! はーっはっはっは!」
だが、そんなことがあるわけがない。所詮夢の話である。
この落とし穴は22階に繋がっており、決してそこに爆発物がありはしない。
なので奴らは当然、上ってくる。
(!? ばかな! しんだはずじゃなかったのか! くそっ! こうなったら……)
彼は動揺を押し殺し、平静を保って、こんな言葉を発した。
【アシュラ@魔界塔士Sa・Ga よくここまできたな どうだ 1つとりひきを しないか?】
□□□
「カクブッパ、シトキャ、エーネン!」
『デデデデザタイムオブレトビューション バトーワンデッサイダデステニー』
て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {
(" ./ i {;;;;;;;i| .|i;;;;;;) ,ノ ii
,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
 ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_ __,,-''"
._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄ |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
,,-''::::二-''" .--i| .|i "- ;;:::`、
._,-"::::/  ̄"''--- i| |i ヽ::::i
.(:::::{:(i(____ i| .|i _,,-':/:::}
`''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i| .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
"--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i| .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
 ̄ ̄"..i| .|i
.i| |i K.O
i| |i
.i| .|i
.i| |i
.i| ,,-、 、 |i
i| ノ::::i:::トiヽ、_.|i
_,, i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ
デスマシーン
相も変わらず
核ぶっぱ
そして彼はmugenへ……
【デスマシーン@魔界塔士Sa・Ga mugen入り】
※デスマシーンは凶悪キャラなのでDLするときは注意されたし
□□□
つるぎのおうは夢を見た。
自らがセリフを言い切る前に、ボコボコにされて死んでしまった夢を彼は見た。
その夢はあまりにも現実のような気がして、実際にそれを体感したように思えて、そして―――
―――つるぎのおうは震えた。
自分の力の無さに、震えた。
手も足もでず、ただ己が殺されるのを待つだけ。
かろうじて反撃はした、だが悪あがきに過ぎなかった。
おうとは名ばかりに、実力なんてないじゃないか。
あるのはこのキングのつるぎのみ、だが己の実力が低いのでは扱いこなすこともできないだろう。
おうは考える。
もし誰かが来たら、追い返すもしくは殺すつもりでいた。
だが、本当に、そんなことができるのだろうか?
追い返すことなど可能なのだろうか?
逆に、殺されてしまうのではないだろうか?
いや間違いなく殺される。
おうは結論づけ、そして考える。
ならば、私はどうすればよいのだろう?
おうは考える
そもそも決め付けていないか? ここに来る奴らが野蛮なものだと。
もし、相手が野蛮ではなく、礼儀正しい常識人であれば。
もし、相手に攻撃する意思が無いのであれば。
もし、相手が交渉するつもりであれば。
ならば私は。
喜んでこのつるぎを――
おうは逡巡する。
――だが、そうとは限らない。
常識人のフリをした、野蛮な奴かもしれない。
常識人のフリをした野蛮な奴だったらどうするべきか、大人しくつるぎを渡すか?
いや、それは駄目だ。つるぎを悪用しかねない。
だがそれで殺されてしまうのは嫌だ。みじめすぎる。
いや、でも――
おうは思う。
――そもそも私はこのままでよいのだろうか?
自分はつるぎの力に慢心して、鍛えることも何もしていない。
このままでよいのだろうか。
いや、よくないだろう。
ならば、己を鍛えなおすために修行の旅に出よう。
おうは考える
このつるぎはどうすればいい?
つるぎの力に慢心していたのだから、つるぎを持っていくことは許されない。
つるぎの力に頼らず、この修行をこなさなければ意味などない。
だからといって、ここにつるぎを残していったら、野蛮な奴が悪用する恐れが――
おうは思いつく。
――そうだ、この城の中にモンスターを放とう。
そうして、城の中にいるモンスターを倒してこの玉座に辿り着いたものが、このつるぎを手にできるのだ。
野蛮な奴なら、モンスターがいるだけで、恐れて逃げるだろう。
玉座まで辿り着いたものなら安心して渡してもよいだろう。
きっと何かの役に立てるに違いない。
そして……
キングのつるぎ を てにいれた
つるぎのおうのかきおき を てにいれた
わたしは これから しゅぎょうのたびへ いくことにした
私が つるぎのちからに まんしんしすぎていた
だから わたしは おのれを きたえなおしに しゅぎょうを しにいくのだ
このつるぎは ここまできたものに たくそう わたしには もう ふようのものだ
だが ひとつだけ たのみたい
このつるぎを あくようしないでくれると ありがたい
つるぎのおう
【つるぎのおう@魔界塔士Sa・Ga 旅立ち】
最終更新:2013年03月01日 17:11