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簿記入門氏の東方小ネタ-06

1


シン「そういえばここ(幻想郷)ってさこう…一揆とか起きなかったのか?」
慧音「ん?一揆か…そうだな、私の知る限りの歴史ではそういった歴史はないな」
阿求「昔は結界はなかったとはいえ、どっちにしても隔離されいた隠れ里でしたし。
   なにより妖怪の方が力を持っている所ですから、身内でそんな争いなんかは
   やる暇がなかったそうですよ。まぁ日照りやら何やらといった災害はありましたが。
   そういった大規模な争い事はありませんでしたよ」
パチュリー「まぁ、そんな事をしでかせば博霊や妖怪の賢者が黙っていないでしょうしね」

現在、紅魔館の図書館に人里の阿求と慧音が訪れていた。『危険な魔道書の類以外ならば閲覧OK』
と図書館の利用をレミリアとパチュリーが許可したためだ。早速このお触れを聞いてやってきたのが
里の守護者たる慧音と幻想郷縁起で知られる、前々からここに興味をもっていた阿求であった。

レミリア「それにしても、もっと来るのかと思ったら意外とこないのね。ちょっと拍子抜けだわ」
慧音「しかたないだろう、他の者はやはり怖いのだ」
パチュリー「残念ねレミィ、せっかくカフェスペースも作ったのに」

そう、今回レミリア達が図書館の開放に至った訳は外部の人間を呼び込むのが目的である。
詳しくいうと図書館に併設されてあるカフェスペース…金を支払えばお茶や軽食、デザートを楽しめる
を流行らせる為である。別に金に困っている訳ではないが最近の異変におけるレミリアうーやがおーたーべちゃーうぞー
等と名言を残したり節分時に恵方巻きを姉妹仲良くはむはむしている様子を天狗にパパラッチされて以来
どうも畏怖の対象から外れてきているのをレミリアは感じてきた。最近では咲夜あたりの方が人里ではカリスマ度
が高いと思われている節もある。それを打破するためにはまずは人の目に触れる事が大事だ、とレミリアは考えた。
そして、紅魔館といえばメイド、メイドといえばメイド喫茶という事に思いいたりこうしてカフェを開く事に相成ったのである。
図書館の開放はそのついで…つまりは客寄せパンダ的なものである。いかにレミリアのカリスマ度が落ちているとはいえ元々は
悪魔の館、おいそれと人間がくるわけがない、。しかしこうして図書館も開放すれば少なくとも知識人達は恐る恐るやってくる
だろう、『知識の飢えは本能を刺激する』とはパチュリーの言であるが少なくとも知識人層も狙う事である程度の動員は稼げる
であろうとの考えだ。

阿求「妖怪は遠いところから眺めるのがいいんですよ、火の海に飛び込む人間はいませんから」
シン「いっそのことお嬢様もメイド服着て給仕をすれば来るんじゃないんですか?
   それとこっちの方をメインに宣伝して…元の世界でもメイド喫茶は人気でしたから
   売れると思いますよ」
レミリア「私に給仕をしろと?はっ、中々面白い事を言えるようになったんだなシン」
パチュリー「レミィ、残念だけどケーキのクリームを頬につけてすごんでも和むだけよ」

結局、この日は来客は慧音らだけであった。しかし、それから一週間後。

咲夜「なんて数なの!?ああ、もう手数が足りないわ!!」

カフェは大盛況となっていた、なぜかといえば先日はたんに情報が回らなかったというだけに他ならない。
加えて、シンの何気なく言った『メイド喫茶』という響きが誰が言ったのか射命丸の耳に入り、これを採用。
文々。新聞のTOPを飾る事になったのである、そしてそれは人里に回り普段は表に出ないが文々。新聞や今の
幻想郷縁起を片手に『誰が一番萌えるのか?』を語り合う層を狙い打つ事になり、紅魔館への来客は一気に増えた
のである。

シン「人手が足りないのはわかります…でも、でも…だったら執事服でやらせればいいじゃないかーーー!」
咲夜「いいから動きなさい!」

さすがにこうした大人数の人間の処理に紅魔館のメイド達はてんてこまいだ。確かにパーティを開く事
もありそこそこの規模の客人を呼ぶ事もある。しかし、それらは人数が決められているし出入りも少ない。
なにより会計と注文もひっきりなしに飛んでくるカフェに大苦戦していた。

サニー「くぅ、こんなんならさっさと抜け出せばよかった~」
ルナ「これは聞いていないわ~」
スター「ひぃ~、きついー。でもシンさんのメイド服姿を見られるのはこれはこれで…」

以前から起こした騒動により捕らえられ働かせられている三月精もくたくたになりながら接客している。

魔理沙「くっそ…『今まで壊してきた門の修繕費チャラにしてやるから』なんて甘言を信じた私が馬鹿だったぜ」
アリス「アンタはいいわよ、私なんて完全にとばっちりよ!」
早苗「信仰を広める暇がありません~」

加えて、魔理沙・アリス・早苗もメイド服を着こなしあくせくと忙しそうに働いている。
魔理沙は毎回本を強奪する際の紅魔館の修繕費を返すために、早苗は神奈子達の信仰を広めるかつ資金調達のいい
機会だと言って働きにやってきた。アリスは魔理沙にくっついて図書館に来た時に無理やり巻き込まれた。

咲夜「ケーキできた?じゃあ、そこのテーブルに、ちょっと会計空いてるわよ何やってんの!」
早苗「はい、お待ちどうさまです。魔理沙さんは3番テーブルにアリスさん、そこのご主人様にお冷を」
シン「苺、そこの棚!む、クリームの余りが残り少ない…ほかにも残りないやつあるかー、よし。
   じゃあスター達はそれらの在庫を取りに行ってくれ」

咲夜が全体の指揮を外でメイド喫茶のバイト経験があった早苗は魔理沙とアリスへの指示をシンは主に調理での
指示を出していた。

サニー「今の内に逃げ出せないかしら」
ルナ「何言ってるのよ、そんな事したら後が怖いじゃない」
スター「あきらめて真面目にやっときましょ」

魔理沙「ひー、こんなん親父のとこでもやった事ないぜ」
アリス「あ…お水が、申し訳ありません!」

三月精はともかく、元々はお嬢様育ちの魔理沙とアリスは完全に参っている様子であった。
それでも、まだ家を出る前は家の手伝いをしていた事もあり魔理沙の動きは少しはマシではあるが。
アリスは全然だめだった。

魔理沙「くっそーせめてドロワOKだったらまだ動けたのに」
早苗「あきらめましょう、蓮子先輩も『見える覚悟でいかないと動けない』っていってましたし」
アリス「蓮子先輩って誰よ…」

ちなみに、メイド達は基本ドロワはNGである。つまり現在魔理沙達はあのミニスカメイド姿をドロワなしで着ているのである。
健康的な太ももを露にし、なおかつ下手をすればパンチラを拝めるかもしれない。それは現在の客の増加に拍車をかけている一端でもある。
まさに悪循環である。ちなみにこのメイド服、設計としてはギリギリではあるものの眼に見えた失敗をしなければ(シン以外は)生パン
どころかパンチラすら拝めないようになっている。別名咲夜・射名丸モデルのメイド服である。

神奈子「早苗…無理をしなくてもいいのに」
諏訪子「神奈子、そんなハァハァしながら言っても説得力ないよ」
神埼「アリスちゃん…あんなに立派に働けるようになって…」
魅魔「うんうん、魔理沙もたまにはああいう女の子の格好しないとねぇ」

そして、彼女達が働く事になって保護者達も様子を伺いに来ていた。
早苗達にとっては恥ずかしいものではあるが、彼女達のおかげで男性客からのセクハラは0に抑えられているあたり
なので(御柱が顔を出したりミジャグジサマが椅子にいたり等)プラマイ0であろう。

パチュリー「あら、レミィ。あれだけ人間が集まっているんだから顔出しておかないの?」
レミリア「冗談じゃないわ、あの状況で顔を出したら働かされるじゃない!メイド服で!!パチェがいってよ」
パチュリー「嫌よ、働かされるもの。メイド服で」
小悪魔「パチュリー様ー、一応パチュリー様用のも咲夜さんからもらいましたよー」
パチュリー「胸が開いてるじゃないの!!」

咲夜「ああ、もうなんでこう忙しいのかしら」
幽々子「ねぇ、それならうちの妖夢を使ってもいいわよ」
妖夢「ちょ、幽々子様ぁ!!」
咲夜「本当!?ならぜひお願いしたいわ」
幽々子「そのかわり今まで食べた分のお金はチャラでね」
妖夢「みょん!!」
永琳「それならうちは輝夜を出すわ」
輝夜「ちょ、永琳!!」
永琳「たまには働きなさい!」

紅魔館のメイド喫茶が落ち着くのはこれから一月後の事であったという。

一方、別席にて
「むぅ、魔理沙め…あんなに大きくなって。む、あそこの客め手鏡とな!!」
「旦那さま、そんなに慌てずともここのメイド長が仕事してくれますよ」
「そういう霖之助こそ草薙の剣なぞという物騒な物をかまえているではないか」
「いや、これはその…ははは」
「はは、こやつめ」
「ははは」



2


咲夜「シン、あなたそろそろ弾幕を覚えてみたらいいんじゃないかしら」
シン「へ?」
咲夜「里に出かければたまに低級妖怪に襲われていたんじゃね、それにここに
   居るからには少しはやれるようにならないと」
シン「弾幕かぁ…」

たしかにそうである。ザフトにいた頃は一応は軍事訓練もして学科だけであるがナイフ実技では
トップを走っていたシンであったが、こちらに来てからというものその腕を披露した事がない。
弾幕る連中には空を飛べないので基本攻撃できないし回避で精いっぱいでそもそも近づけない。
妖怪を相手にするとなれば余程弱い相手でなければ肉弾戦を仕掛けるのはもはや無謀というものだ。
コーディネーターとはいえ所詮は人間、弾幕を使えなければ幻想郷では力で渡っていけないのである。

シン「(そういえば、あっちにいたときも実践の機会はなくて実技トップの証の特注ナイフもパン切るのに
    しか使ってないもんなぁ)そうですね、俺もやられっぱなしは性に合わないしやってみますかね」
パチュリー「そ、それなら私が基本から教えてあげるわ。魔法も弾幕も基礎は同じだから…」

紫「それなら、私のところで学ばない?今なら巫女も特訓付きでくるわよ」
神奈子「早苗は弾幕は張れるけど肉弾戦がねぇ…教えてやるからそっちを教えてもらえないか?」
慧音「ふむ、いい機会だ。少しは子供たちにも教えてやるのもいいかもしれん」
幽々子「妖夢がねーナイフの扱いに興味をもっちゃってねー、どう?教えてもらえないかしら」
永琳「ちょっと異世界の遺伝子技術って興味あるのよねぇ、弾幕教えてあげるからきてくれないかしら?」
文「いいですねー、一人の少年が一から弾幕を学び強くなっていく…。教えてあげますから独占取材させて下さい」

シン「どっから湧いてきたんだあんたらーーーー」



3


最近、上の方で強い力を持った鬼がいるという。
なんでもそいつは弱きを助け強気を挫くという義賊のような奴という噂だった。
その噂が少し気になった地底の鬼、勇儀は真相を確かめるべく久方ぶりに上へと上がって来た。

「へぇ、そんな鬼がいるなんて知らなかったと思ったら外から新しく来たやつだったのかい」

そこにいたのは赤い眼を持ったどこか作り物の雰囲気を纏った男の鬼だった。

「成程、こいつはやることがなくてそんな事をしている眼だな。やれやれ、こんな3流の為に上がって
 きたとはとんだくたびれもうけだね」
「何が言いたいんだ」
「ふん、あんたは鬼でもなければ人でもない。半端もんだってことさ」
「半端もん…、いいさ。それでも、俺は」

そんな男の挑発してものってこない様子にちっと勇儀は舌打ちをした。

「やれやれ、だね、あー損した。もう、気分直しにちょっと人里でも行って人間でも2、3人さらっていこうかね」
「………なんだと?」
「おや、少しは反応したようだね」
「からかいなら帰れ」
「からかい?からかいじゃないさ、だって私はあんたを相手にしていない」

そして勇儀が邪な気を放つと赤眼の鬼はさっと後ろに飛んだ。

「へぇ、邪魔をする気なのかい」
「あんたがここから先に行くのであればな」
「ふぅん…」

勇儀は内心にやりとすると腰に下げてあった瓢箪から杯へと酒を注ぎ、自身の頭にのせた。

「なんのつもりだ」
「なに、これは私の戦い方でね。これから3分の間、私のこの頭の杯から酒を一滴でも地面に落とさせれば。
 ここから退いてやろう」
「あんた、俺をなめてんのか?」
「その程度だってことだよ、来な。格下」

かくして、鬼と鬼との戦いが始まった。しかし、かたやぽっと出の新参の鬼と
かたや四天王とうたわれた実力者の鬼。勇儀が明らかなハンデをおってはいるとはいえ。
この勝負は一方的なものであった。

「どうした、やはりその程度かい?」
「はぁ、はぁ、なんだ、こいつ。今までの連中より…強い」

弾幕ではない、ガチの肉弾戦とはいえ勇儀は強すぎた。しかし、それは仕方ない事だろう。
何故なら、シンが相手をしていた今までの相手は現在の幻想郷のルールを理解できない小物ばかり。
そして、鬼となったシンが人間に肩入れしていても『いまだ』人間と妖怪の戦力バランスが崩れていない
とみなされ放置されている程度のレベル。すなわちそれはシンが妖怪としてはここではまだまだといった
事を意味していた。つまり、現在闘っている相手、星熊勇儀はシンにとって初めての強敵ということになる。

(このままじゃ…やられる)
「はぁ、予想以上につまらないね。別に鬼だからどうこうじゃないけどさ。
 そういうつまらない力は…気に入らないんだよ!!」

勇儀の鋭い一撃がシンを捕らえた。しかし、その瞬間である。急にシンの意識がクリアになり
周りの風景がスローモーになった。

「何!?」

勇儀は行き成りシンの動きが変わったことに驚いた、その一撃は空を切り飛び散る血肉の感触を
知ることはなかった。

「っ」
「やばっ」

別人のような動きになったシンに勇儀は一瞬であったが戸惑いを隠せなかった。
その動きは油断もあったのだろうが、自分の目では追い切れずシンの姿を見失ってしまった。
そして、不意に襲いかかる殺気を感じついに勇儀は後ろに飛び退いた。
SEEDが覚醒したことにより、今のシンは本来の鬼としての自分の力を100%引き出しているといっても過言ではなかった。

「あっ」

ぐらりと頭の杯が揺れ、その液体は勇儀の頭からそのまま衣服へと流れおちた。

「あ、あはは・・・なんだ。おたく、やるじゃない」
「ふん、どうだ遊びは済んだんださっさとかえ・・・!!」
「ん?どうしたんだい、行き成り固まっちまって」
「そ、その、あんた、服」
「服?服がどう…!!」

と勇儀はシンに言われるがまま、自分の衣服に目を落とした。するとそこには本来なら衣服に
よって隠れているであろうけしからん豊かなウォーターメロンが顔を出していた。

「な、な、な…」

そして、よく見てみればスカートの部分も所々穴が開いているようであった。ちょうど杯の酒が
こぼれたあたりに、そう実はこの酒と思われていた液体、酒ではなかったのである。
少し前の夜、勇儀のその豊満な体に嫉妬した橋姫と同じく四天王であるアル中のロリ鬼が
悪戯に勇儀の瓢箪に衣服だけを溶かす薬(八意印)を混入したのである。

「い、いやぁぁぁぁ、みるなぁぁぁぁぁ」
「あ、あ、あ、そ、その…」
「おやおや、何事ですか。どうもいつも清く正しい射名丸です。お、これは…スクープの予感!!」
「と、撮るなぁっ!!」

勇儀は珍しく乙女っぽい叫び声をあげると、カメラを構えた射名丸に瓢箪を投げつけた。
そして、射名丸も酒まみれになり…

「ああ、カメラが!!って、な、なんですか。ふ、服がぁっ!!」
「あ、ちょ、、ど、どうすれば…」
「とりあえず、こっち見るなぁ!!」

結局、おたおたうろたえとりあえず自分の衣服を二人にかけてあげようとしたところ。
ちょうどいい感じに服が溶け切った裸の二人の姿をみて鼻血を噴き出し、シンはダウンした。
そして、素っ裸でおろおろと困る二人にちょうど結界の点検に来ていた九尾の狐はにこりと
微笑みながら救いの手をさしのべたという。

「う、うぅ、裸をみたんだからしっかり責任とってもらうぞ」
「かつては妖怪の山にも鬼が住んでいましたから。シンさん、責任とって来てくださいよ」
「う、うぅ。何がどうしてこういう事になったんだぁぁっ!」

今日も幻想郷は平和だ。



4


紫「ん?この子は…ふふ、そう、そういう事なのね。ただの人間にしては中々の能力を
  お持ちのようですが。さすが『外』の外の人間ということでしょうか」
藍「どうしますか、この人間」
紫「吸血鬼の館にも強力な人間がいるから、仕込んでおきましょうか。
  それにここは幻想郷、来るもの拒まないわ」
藍「はっ」


紫「(あとはそれとなく霊夢の男性のタイプをこの人間になるようにそれとなく誘導
   させて、あとは頃合いを見計らってちょっかいを出す、と。うふ、うふふふふ)」

しかし、数年後。紫も予期せぬ能力『ラッキースケベ』のせいで幻想郷にパルマ異変と呼ばれる
異変が発生し騒然となるのはさすがの妖怪の賢者にも思いもよらなかった



5


シン「あぁ、腹が減った。いただきまーす」

今日も今日とて執事として健気に働くシン。今日は香霖堂からの依頼で店主が拾って来た
ものの用途を判別しに出向した。幸い、品はそれほど多くなく昼前には終わる事になり。
シンは今安全な道端で持って着た弁当を広げている。そして、そんなシンの下に黒い影が
舞い降りてきた。

射名丸「どうも~、清く正しい射名丸です。紅魔館の執事さん、そんなところで何をしているのですか?」

今日は薄いピンクか…、舞い降りてきた瞬間ふわりと浮いたスカートの奥にある布地の感想を心の中でシン
は呟いた。身に持って生まれた才能、ラッキースケベ。もはや呪といっていいソレは幾多の場面において、
シンを青少年の葛藤的な意味で悩ましていたのだが、最近では少し慣れたのか少しのパンモロ程度では心が
動かなくなってきていた。とはいえ、さすがにギリギリの絶対領域のラインとそこからのパンチラ、もしくは
普段、ガードの固い相手からのパンチラ・モロだと慌てふためくのではあるが。

シン「いや、ただ仕事の帰りに腹を空かしたから飯を食べてるだけだよ」
射名丸「ご飯ですか…そういえばそろそろそんな時間ですね。私も頂くとしますか」

と射名丸はさりげなくシンの隣に座ると自身の弁当を取り出した。

射名丸「あ、そのお肉いいですね。私の卵焼きと交換しませんか」
シン「ん、いいよ。(あむ)ん?この卵焼き中々美味しいじゃないか」
射名丸「そうですか?今朝私が産んだほやほやの卵なんですよ」
シン「ブーーーーーっ、お、おい。今なんてった」
射名丸「いやだなぁ、嘘にきまってるじゃないですか。いくら鴉天狗たって卵は産みませんよ」
シン「まったく、紛らわしい事すんなよな」
ミスティア「あ、射名丸に………えーっと執事さん?」
シン「ミスティアじゃないか?どうしたんだ」
ミスティア「うん、ちょっとそこの天狗に用があってね。探してたんだ」
射名丸「ほう、私に用とは」
ミスティア「うん、実は次回から屋台に新商品を入れようと思ってその宣伝に」
射名丸「へぇ、どんなのですか?」
ミスティア「えーっとねー




            ミスティアの産みたて卵       」
シン「えっ………」
625 :簿記入門 ◆rxZFnGKLCg:2009/05/01(金) 20:15:14 ID:apwpWtYU
ミスチー「ってゆー名前にすれば確実に売れるって、えーりんが言ってた」


射名丸にミスティアの卵!?産卵シーンをぜ(スキマ送り



6


シン「よし、これで買うものは買ったなっと。ん?あそこにいるのは…」
萃香「おーっす、シンじゃないか」
勇儀「おお、珍しいねぇ」
シン「萃香に勇儀か。なんだ?こんなところで」
勇儀「ああ、実はたまには地上で飲もうかって話になってね。これから飲みに行くところだ」
シン「飲みに…ってまだ昼なんだが…それよりなんだその格好。お前の苗字星熊じゃなかったのかよ」

とシンは勇儀の上に来ている服に付けられた『宇佐美』の文字に目が行った。

勇儀「ああ、これか。いやぁ、上がとうとう着れてね。仕方ないからだいぶ前にこっちで扱っているという
   似たような服を萃香に見繕って買ってきてもらったのさ」
シン「あ、あぁ。そうなんだ」
萃香「おーおーどうしたシン。目がやらしいぞ」
シン「な、何をいっているんだ!」

しかし、勇儀の体操着のような服はぴちぴちであり、健康的な臍がちらちら見えるほどである。
当然、その豊満なメロンもその存在を主張しているため、これに反応しないのはその気がない者くらいしかいないだろう。
そんなこんななやりとりをしている中、一陣の風がシン達の周りを通って行った。

勇儀「わぁっ」
シン「!!」

勇儀のスカートがめくりあがり、勇儀はそれを押さえつける。そんなイベントを前にして何も起こらないはずが
ないのがシンである。今回も例にもれずばっちりとその奥のナニカを拝見してしまったのだが。

シン「勇儀…お前」
勇儀「あ、あぁ。しまったなぁ、うん今日は履いてないんだ」
萃香「上は大丈夫だったんだけど下のサイズはさすがにねぇ」
勇儀「そうそう、ぴっちりしすぎて履けなかったんだもんなぁ」
シン「ちょ、じゃ、さっきのやっぱり…ぶ、ぶるまぁぁぁっ!!」
萃香「ってシン、シン?下向いてちゃ鼻血は止まらないよ?」
勇儀「はっはっは、純朴だねぇ」


一方外の世界
蓮子「あれー?体操服一式が一つなくなってる」
メリー「へぇーまだそんなのとっておいていたんだ。で、このメイド服は?」
蓮子「前のバイト先の制服」


ちなみにうちの蓮子は早苗が外にいた時にやってたメイドカフェのバイトの先輩という
設定。というか蓮子の胸じゃ勇儀の姐さんの胸には勝て(スキマから電車



7


慧音「ふぅ、今日も妹紅の奴…。ああ、すまない。腹が減っただろう。
   今食事にする」
慧音「どうだ?こちらの暮らしはなれたか?そうか…」
慧音「ん、ほら。薬だ、苦いだろうが我慢してくれ。これはお前のためになるものだからな」
慧音「ああ、これからまた仕事だ…なに、外の仕事はお前がやってくれている。
   何、終わらせたら…な」

紫「ふぅ、里の守護者も所詮は妖怪。こんな事をして気を紛らわしているとはね」
慧音「あなたか…、残念だが私は白沢としての本能ではなく人としての本能で彼を欲したまでだ」
紫「…あのシンとかいう少年の存在の歴史を喰い、結界にて閉じ込める事が?」
慧音「彼は繊細なんだ、発見したときは目も当てられぬ程憔悴していたものでな。
   何、次第に里になれさせるさ。しかし、その邪魔をするのであれば…」
紫「そんな気はないわよ、今のあなたはここにとってなくてはならない存在。
  慰めの対象がいても私はそれが元でバランスを壊したくはないわ。じゃあね」
慧音「ふん、勝手に言え」

慧音「シン…(寝ているシンの頬を撫でつつ)、あと少しだ、あともう少しでお前は私と
   同じ存在になれる…。そうすれば里の連中にも顔見せできるし何より夫婦の契りを
   結べるようになる…。人であることを捨てるのは怖いがその分お互い長くいられよう。
   ふふ…おやすみ。シン、私のシン」



8


シン「ふ、ぐぅ…ぐぐぐ」
幽香「あら、その程度なの?コーディネーター。せっかく人が手加減してあげてるって
   いうのに。それでも女性のか細い腕一本ねじ伏せられるなんて滑稽だわ」
シン「ぐ、な、なめや…」
幽香「(シンをふんずけて)あら、何か言ったかしら」
慧音「おっと、そこまでだ風見幽香」
阿求「これ以上やると博霊の巫女が黙っていませんよ」
幽香「あら、ようやっと来たの。それじゃあ、早くそのゴミをなんとか片付けくれないかしら」
シン「い、つか…あん、たをたお…(がくっ)」
慧音「まったく君はいつも無茶をして。このままでは本当に死ぬぞ」
阿求「それにしても、風見幽香ほどの者がか弱い人間に手を出しあまつさえいたぶるとはどういう事なのでしょうか」
幽香「何、たんなる暇つぶしなだけよ」

幽香「(あの憎しみの困った綺麗な紅い眼…ぞくぞくするわ。ああ、悔しいのなら早く私を越えてみなさい。
    そして早くその瞳で私を蔑み、汚しにきなさい。シン・アスカ!)」




9


諏訪子「おおーい、シーン」
シン「ん?諏訪子?なんだ、何か用か?」
諏訪子「確かあんた軍隊出だったよね、ちょっと早苗に軍隊式の格闘技教えてくれないかな。
    弾幕は良くなってるけど肝心の格闘が難ありでね」
シン「えー、なんでだよ。それなら霊夢にでも頼めばいいだろ」
諏訪子「めんどくさがってやってくれないもん霊夢、いいからさー。
    この前昼寝してる時霊夢に添い寝してたの黙っててあげるから」
シン「な、何でそんな事を…」
諏訪子「そういえばあの時の霊夢、サラシが外れてたけどなんでkなー?」
シン「やります!やらせていただきます!!」
諏訪子「うん、頼むよ」

早苗「それではお願いします」
シン「おう、ってあれ?何でスペカ出して…」
神奈子「シン、ここは幻想郷だよ。幻想郷のルールでやるにきまってるだろ」
シン「え!?ちょ、まっ………」
早苗「覚醒!『種が割れた日』!!(パリィィィィィン)」
シン「って、ちょっと!?何でぇぇぇぇぇっ!?」

結局、その日お互い種を割らしながら格闘技の特訓をしました。




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最終更新:2009年06月30日 17:25
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