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涼宮ハルヒクロスの作品集-16


【未来の可能性~彼女[達]の暴走日和~】
……俺の話を聞きたいって?
う~ん……、別に構わないけど、
この話を聞きたいなら最初に聞いてもらわないといけない事がある。
これは、俺に何時か訪れるかもしれないある未来の可能性の中でも、
かなり異質な部類に入る。
そこを理解して聞いて欲しい。
……理解してくれたか?
それじゃ、始めるか。
……俺、シン・アスカとその妻[達]の騒がしい夫婦生活の話を……。
はやて「朝ごはんも出来た事やし、
そろそろシンを起こしに行こか。」
彼女は……って、皆は知ってるよな?
彼女が俺の妻、旧姓八神[はやて・アスカ]2※才だ。
昔の自分からしたら理解出来ないだろうけど、
気が付いたら彼女と恋人になって結婚式を挙げてた。
……ただ、この結婚式は、今でも鮮明に思いだせる位かなり大変だった……。
なのはさんは冥王になって、「はやてちゃん……、永遠に頭冷やそうか。」
何て言って式場を舞台にはやてと全力全壊なバトルをしたり、
フェイトさんはフェイトさんで、「私、はやてに便乗してシンと夫婦の誓いを立てるね?」と、黒いウェディングドレスを着て迫って来たり、
それを見るなりブラコン提督がキレて「妹に何をする!」って、
俺に向かって魔法を放ってくるし、
ヴォルケンの皆は皆で、両副隊長(ヴィータ、シグナム)は俺に「はやて(主はやて)はお前(貴様)には渡さない!」って言うなり襲ってくるし、
シャマルさんは皆から離れて一人酒を沢山飲んでて怖かった。
後……は、……思い出せないけど多分式場には居た筈だと思う。(彼は淫獣と二人で自らの存在意味について話してたらしい事を後日知った。)
ティアナは「……あんた、偽物ね?本物のシンならあんな狸を妻にしないで私を妻にするに決まってるじゃない。」って色彩を無くした目で俺を偽物扱いして撃ってくるし、
それを見てスバルが「うわ~、面白そうだから私も混ぜてよ~。」なんて言ってティアナの加勢をしたりして本当に大変な結婚式だった……。(沁々と語る)
そんなこんなでかなり滅茶苦茶だけど俺達は普通?の夫婦になったんだ。
……そう、彼女達が現れるまでは、な。
っと、話の続きに戻るけど、
はやてが俺を起こしに来て何やら様子が変な事に気づく。
そして用心しながら寝室に入ると……!

はやて「……!(状況を理解した)
……何やっとるんや?あんた。」
〇〇〇「??? 何って、私[も]ダーリンと夫婦なんやし、
一緒に寝ててたら不味いんか?」
そこに居たのは、年齢的には16才位の俺の妻はやてに似た女性だった!
……ま、真相を明かすなら彼女は間違いなく俺の妻はやて・アスカだ。
但し、其所に[平行世界から来た]と言う単語が入るけどな。
妻はやて「不味いんか、……って!
あんたな~……、
今週は[私]とシンがイチャイチャする番なんやで!
せやのにあんたは[決め事]無視してシンとイチャイチャしとるし。
……どうしても理解出来へんのなら、あんたには出てってもらうけどええんか?」
はやて16才「……嫌やな~、年増の独占欲言うんは。
皆で散々話し合って決めたやろ?私[ら]皆でシンの嫁になるて。
それに[決め事]には朝シンの布団に潜りこんだらあかんとは一言も書いてへんし。」
すると其所に、
〇〇〇「あ~!なにシン兄と寝とるんや~!
私かて、シン兄と寝たいの我慢しとるのに~…。」
と今度は9才のはやてが車椅子を動かしながらやって来る。
だけど、まだ終わりじゃないんだ。
〇〇〇「朝からうるさいな~。
少しは静かに出来へんのんか?」
そう言ってやって来たのは、15才のはやて。
更に、
〇〇〇「はぁ~…、しゃあないやろ?
なんせ私の事なんやし。
……シンごめんな。
私らが迷惑かけてもうて。
後で私が言い聞かせるから。」
続いて来たのは、20才のはやて。
つまり家に[はやてがご…、
〇〇〇「あ~ん~た~ら~!何やっとんねん!
すぐに、こいつら全員私が消したるから待っててな?シン。
そして私とシンはラブラブ生活を始めるんや![荒い息]」
妻はやて「……[また]暴走したんか。
いい加減、あんたも懲りたらどうなんや? …って、あんたは私やし無理やろな。」
……驚いたろ?
これが今、俺達の過ごしている生活なんだ。
この家には、異世界のはやてが五人、
つまり、はやてが六人住んでる事になる。

……何で5人のはやてと暮らす事になったか理由を知りたい?
……そうだな~、あれは俺達が結婚して数週間位した頃の話になるけど、
まず最初に9才のはやてが俺達の前に現れたんだ。
隣には驚いてる妻が居て、
目の前には、小学生位の妻が車椅子と一緒に現れて俺達はかなり驚ていた事を覚えてる。
それだけでも大変な出来事なのに、それから数日の間にはやてが4人も現れたんだ。
其々に理由を聞いてみると、
9才のはやては、家族が欲しいと星に願っていたら、
目の前が明るくなっていつの間にか此処に辿り着いて、
15才のはやては、俺と距離をおいてる間に俺が他の人と付き合う事を転送直前に知って、魔力を暴走させてしまい、
その際に、俺と幸せになりたいと思い浮かべたらしく、
その結果、この世界に来てしまったらしい。
16才19才20才のはやて達は、
それぞれの世界に居る俺がはやてを選ばなかった為に、
それなら自分と一緒になったシンの世界に行き、
其処の世界に住む俺と自分を説得して暮らそうと思ったそうだ。
つまり、それぞれの世界の俺が彼女達を選ばなかったので、
俺に選ばれなかった彼女達を引き受けて欲しいそうだ。
勿論、最初は其々の世界へ戻る様に妻と彼女達に何度も説得をした。
げどその度に、9才のはやてからは「私と家族になって」とお願いされ、
15才のはやては「夢ならこっちでも叶えられるし、どの世界であれ、もうシンから離れるつもりはない。」と堅くなに拒否される。
16、19才のはやて達には「今更あっちに帰るつもりはあらへん。」と言われ、
20才はやてからは「何でもします!もう帰る場所は此処しかないんや!」と泣きつかれた。
……そうしてある朝遂に、
妻はやて「……しゃ~ないな。(苦笑)
……私かて、もしもあんたらと同じ立場になったら、
多分同じ事しとったかもしれへんしな。
ええやろ?シン。」
そう言って妻が納得した事で、彼女達は俺の妻(と家族)として暮らして行く事になった。
……変な話だろ?
まさか平行世界で年違いながらも同じ人間を妻や家族として迎えるなんて。
……でもさ、不思議と後悔はないんだ。
これが惚れた弱みってやつなのかは分からないけどな。

ちなみに、管理局から俺達の生活に関して、
特に何も言ってこない。
多分だが、万年人材不足の管理局からしたら、
レアスキル持ちで総合SSランク相当の魔術師が4人(9才はまだ未覚醒な為)もこの世界にとどまり、
こちらの戦力に加わるのだから何も文句が無いのだと思っている。
そりゃ大変だしこうして愚痴をたまには言いたくなるけど、
何時か、時が経てば[俺]にも判る筈だ、
人を愛するって事を。
……ん、そろそろ帰るのか?
なら俺から助言だ。
……涼子を大事にしろよ。
俺は[選ばなかった]けど、涼子は俺にとって大事な女性であり[仲間]だからな。
……じゃあな、頑張れよ[平行世界のシン・アスカ]。
シン「……俺、未来の自分と話せて良かったと思う。
何時か、俺も未来の自分みたいに幸せな顔をする日が来る事を信じて見たくなったから。」
はやて「なら早速、私と結婚しよか?」
シン「え?な、何でいきなり結婚が出てくるんだ!?」
はやて「何でって、その未来のシンは幸せやったんやろ?
せやからその未来の通りにしたらシンも私も幸せになれて言う事無しや!」
フェイト「はやて!その未来に私も便乗させて~!」
なのは「……シン、はやてちゃんと結婚、しないよね?[微笑みつつレイジングハートを構える]」
ティアナ「そんな狸なんかよりもわ、私とけっ、
喜緑「アスカさん、私と結納しましょう。
私が妻になれば将来も安泰ですよ?」
水銀燈「シ~ン、貴方のアリスにしてちょ~だ~い。」
あゆ「あんたを私の下僕にしてやるさ!
感謝するだわさ。」
……あんた達、私の邪魔しな、
スバル「あ~!まだ此処に居たの?
早く行かないと店が閉まっちゃうからほら、行こ?ティア。」
ちょ、バカスバル~……!」
朝倉「うふふ、ねぇシン君。
……助けてほしい?」
シン「涼子……。 ああ、助けてくれ。」
朝倉「うんそれ無理。
だって、私の出番、これだけしかないから怒っているんですもの。」
シン「そんな!?
……こうなったら誰でも良い!
この状況を何とかしてくれ~……!」
……やっぱ、こうなる、か。
妻はやて「しゃあないやろ?これがこの頃の私らなんやし。」
そうだな……。
妻はやて「さてと、旦那様。
皆待っとるからそろそろ帰ろか?
……私ら皆の家に。」
ああ。 じゃあ行こうか。
……強く生きろよ?シン・アスカ。

はやて「シ~ン!私らの未来は間違いなく輝いとるに違いない!
さ、早速式場に行こか!」
シン「くそっ、バインドで逃げられない。
誰か外してくれ!」
はやて「無駄な抵抗は止めて、
私とヴァージンロードを歩こうな、シン。(照)」
朝倉「……如何だったかしら?
最後はドタバタしてたけど、
楽しめたらと思っているわ。
……それじゃ、そろそろシン君を助けないといけないから、
最後の挨拶は彼女達に任せて私はシン君を助けに行くわね。」
はやて一同「「「「「ほな、さいなら。」」」」」

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最終更新:2009年09月05日 23:16
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