LCD Photon

機種名 LCD Photon 3D Printer
方式 DLP (LCDシャドウマスク)
外形寸法 幅22cm*奥行20cm*高さ40cm
出力範囲 幅115mm*奥行65mm*高さ155mm
推奨積層ピッチ 0.025mm~0.1mm
XY解像度 0.047mm(2560*1440)
Z軸精度 0.00125mm
推奨印刷速度 20mm/h
操作インターフェイス 2.8インチタッチスクリーン
接続方法 USBメモリ (カードリーダーを介しSDカード等接続可)
定格電力 40w
光源 UV-LED(波長405nm)
重量 6.6kg
スライサ Anycubic Photon Slicer (Mac,Win64bit,Win32bit)
対応データ形式 STL
公式ページ Anycubic 販売ページ


おすすめレジン・パラメーター設定

※他社製のUVレジンについてもおすすめの設定があれば追加してください。
※※同じメーカー・種類のUVレジンでも、積層ピッチ等異なる設定でおすすめのものがあれば追加してください。
メーカー 色・種類 積層ピッチ(mm) 出力品露光時間(秒) 消灯時間(秒) ラフト露光時間(秒) ラフト層数 備考
Anycubic 透明グリーン - - - - - -
Anycubic 透明イエロー - - - - - -
Anycubic - - - - - -
Anycubic - - - - - -
Anycubic グレー - - - - - -
Anycubic クリア - - - - - 2018年6月の新色
Anycubic アクアブルー - - - - - 2018年6月の新色
Anycubic マルーン - - - - - 2018年6月の新色
Anycubic 肌色 - - - - - 2018年6月の新色
Anycubic 歯科キャスタブルレジン - - - - - 2018年6月の新色、緑色
Anycubic - 0.025~0.1 6~15 3~6 20~60 3~6 日本語ユーザーマニュアル記載の範囲
Anycubic - 0.05 10 1 50 8 初期設定、かつAnycubic推奨設定。
Anycubic 透明グリーン 0.05 8~12 3 50 4 B.C.R.のレビューより
Monocure グレー 0.05 12~14 3 50 4 B.C.R.のレビューより
Wanhao グレー 0.05 17~20 3 50 4 B.C.R.のレビューより



Monocure3D公式 レジン設定(Monocure3D)

Photocentric製UVレジン設定(Photocentric)

X3msnake氏によるレジン露光調整用ファイル解説動画(英語)

X3msnake氏によるレジン露光調整用ファイル(Github)(最新版)
上記ツールのインストラクション和訳


PCB to Photon (英語)
上記ツールのReadme和訳
※Reonarudo氏による画像ファイルを.photonファイルに変換するツール。




備考

  • 2019年10月現在、初期仕様のPhotonはディスコン(製造中止)となった…という有志による報告がされている。2019年10月以降は制御基板がPhoton-sに使われているものが採用されている新仕様(報告では便宜上Photonの模様。市場在庫に初期仕様のものが残っている可能性はあるが、購入時に確認はできず、ファームウェアを確認するか内部の基盤を直接確認する必要がある。2019年10月以降の仕様のものにはv3.4.1(P_V341)がインストールされているとのこと。(Github)
  • 2019年10月以降の仕様では.pws形式のファイルの出力を行う。初期仕様の.photonファイルとは互換性がない。

  • 2019年7月現在、Photonのファームウェア・スライサのダウンロードページはAnycubic公式のPhoton販売ページに統合されている。
  • 日本での実売価格5万円代(2019年5月現在)、2020年3月には3万5000円くらい。
  • Anycubic公式では299336.99USDに値下げ中
  • 紫外線を遮光するアクリル板は青のものと黄色のものの仕様がある。
  • 透明グリーンのUVレジン(250g)と予備のFEPフィルム、樹脂製ヘラ、六角レンチ等工具、マスク、手袋。予備のネジ等が付属。
  • レジンタンクは金属製。
  • 言語サポート
    • メールによる日本語サポート対応あり。(通常1~2営業日以内に回答あり)
    • 本体、スライスソフトの表示は、英語・中国語のみ。(ごく簡単な単語のみ)
    • 日本語ユーザーマニュアルあり。
    • 実は日本語以外のユーザーマニュアルでの推奨積層ピッチは0.01mm~0.2mmと記載されている。(2019年10月現在)(Anycubicサポートページ)(GoogleDrive)
  • AmazonではFEPフィルムや交換用液晶モニタを購入可能(2018年6月現在)
  • カバーは正面のみ上部に跳ね上げる形。可動範囲は180°ほど。
  • スタンドアロンで稼働する。
  • 出力時の問題点とその解決法に関しては、BOULDER CREEK RAILROAD(BCR)のレビュー(英語)が詳しい。濃い色の不透明樹脂は透明樹脂と比較し長い露光時間を必要とするとのこと。
 (ただしWanhaoのクリアレジンのように長い露光時間を必要とするものもある)
  • Anycubic公式が投稿した動画より「解像度2kの液晶パネルは紫外線による劣化で半年ごとの交換が必要かもしれない」とのこと
  • 本体タッチパネルで確認できる.photonファイルのプレビューは、同ファイルデータをPC上(ANYCUBIC Photon Slicer)で作成したときのアングルで保存される作業画面のスクリーンショット。
  • ファームウェアの最新バージョンは4.2.17beta。サポートページ(販売ページよりDL可能)

  • 純正品のリニアガイドの規格はSGR15の模様
  • 液晶パネルはSHARP製 LS055R1SX03(データシート)
  • ステッピングモーターの規格はNema 17、 1.8º 200steps/rev
  • ボールねじ送りネジ(Lead screw)の規格はT8、2mm lead/pitch、送りねじの長さは26センチ程度(リニアガイド天面の形状がフラットなものの場合)
  • UV-LEDの出力は25wの模様
  • 出力用の液晶パネルの代替品入手の方法として、EPAXなどいくつかの他機種で使用されている、寸法やコネクタの規格に互換性があるものをそれらの販売サイトを利用する方法がFacebookなどで提案されている。(Facebook)

  • 使用ネジ(補修品のご参考に)
  • 六角穴つきボルト
    • M4(使用レンチ3mm)
      • 20mm*4 Z軸リニアガイド底面
      • 8mm*2 Z軸リニアガイド天面
    • M3(使用レンチ2.5mm)
      • 6mm*8 底面カバー、背面通気口カバー
      • 8mm*8 Z軸センサー、赤色プレート、底面カバー
      • 10mm*4 レジンタンク固定用ネジ取り付け金具
      • 12mm*4 ビルドプレート用ブラケット内送りナット
    • M3皿(使用レンチ2mm)
      • 10mm*11 ビルドプレート
    • M5(使用レンチ4mm)
      • 30mm*4 ビルドプレート用ブラケット
    • M6皿(使用レンチ4mm)
      • 36mm*1 ビルドプレート
  • M3なべタッピングねじ
    • 6mm*4 Z軸キャリッジ上下の黒いカバー
  • M6寸切りボルト
    • ?mm*1 ビルドプレート固定用ノブ
  • M4イモネジ(ホーローねじ、使用レンチ2mm)
    • ?mm*1 上記M6寸切りボルト固定用
  • M6 イモネジ(ホーローねじ、使用レンチ3mm)
    • 6mm*1 ビルドプレート

使用上のTIPS

  • 印刷
    • 基本的に、モデルの高さによって制作時間が決定するので、可能であれば高さが低くなるようモデルを回転させてから印刷したほうが、制作時間を短くできる。
    • 同じモデルを大量にプリントする場合には、Photon Workshop上で複数のファイルを開いて、1mm以上の間隔をあけてモデルを並べておき、それらをpws形式で保存すれば、複数のモデルを一度にまとめて印刷することができる。
      • 体積の大きいモデルを複数まとめて出力していると、レジンが足らなくなってまとめて失敗するので、レジンは多めに入れておき、モデル数もほどほどにしておいたほうがいい。
      • できれば、半分くらい出力が終わった時にチェックして、一時停止してレジンを継ぎ足しておくのが良い。

注意点

  • ファイルを開けない場合
    • 添付しているソフト「Photon Slicer」では、.photon形式でしかファイル保存できず、(当方の環境だと)Photon本体ではphoton形式ファイルを開けない。
      • (管理人注)当該のPhotonは上記の備考における、制御基板がPhoton-Sと同様の2019年10月以降の仕様のものと思われる。
    • 解決策としては、Photon Workshopというスライスソフトをダウンロードして使用すれば、「pws形式」のファイルを保存することができ、Photon本体でpws形式ファイルを開くことができた。
  • USBメモリの条件
    • USBメモリの容量は、4GB推奨。(8GBでも可)
    • USBメモリは、FAT32にフォーマットすること。
    • .pws形式のG-codeファイルを、1つだけUSBメモリーに保存すること。(多くても2~4つにしておく)
    • ファイル名は、小文字の英数字、ハイフン のみ。(20文字以下)
    • USBメモリのルートディレクトリにG-codeファイルを保存する。
    • メーカーサポートによると、本体の電源を入れてから1分後にUSBメモリを挿入。さらに10秒~1分後にPrintを押してデータを読み出すことを推奨している。(おそらく起動直後や挿入直後は、必要となる電気が安定していない等の理由かと思われます)
      • ここら辺の基本仕様については、やや安定していない印象がありますので、購入後の最初のテストでは、まずはUSBメモリに添付されている「サンプルファイル」をスライスして、試してみるのが一番良いかと思います。
      • USBメモリの初期不良が非常に多いようです。自分も使用直後に壊れましたし、ネット情報を見ても破損者が数名いましたので、頻度は多いと思われます。メーカーサポートに連絡すれば交換品を送るか、2000円の返金対応をしてくれますので、後者を選んで4GBのUSBメモリを購入しましょう。(前者ですと中国からの郵送になりますので、1~2週間くらいかかります)

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最終更新:2020年08月11日 22:48