では本文開始
ここは人間の里のはずれにあるゆっくり牧場。
私は、そこの主であり唯一の人間だ
里の者たちには、ゆっくり博士などとも呼ばれたりまれに変人と呼ばれることもある
そのようなことには関心がなくゆっくりと自分の城でのんびりとした毎日を過ごしている
ちなみに我が家の「こうまかん」はれっきとした城だったので言い間違いではない
そんなゆっくりとした日々に乱入してきたゆっくり達の話を今日はしようと思う。
それは、ある日だった。天狗テレビからゆっくりを何人か連れてきてくれと連絡があったことから始まる。
私は、指定された場所である天狗テレビ第5スタジオに足を運んだ。
足を踏み入れた瞬間、気のせいかどこかから視線を感じる。
それもひとつではなく何十人もの数の視線をだ。
私はそちらを見るとヒュンヒュンとすごい勢いで動き回る集団がいた
そうきめぇ丸だ。
20人はいるそれらのヒュンヒュンはある意味圧巻だった。
『おぉおおおおおおおおおおおおおおお!』
と声を上げて気合を入れている
『あいつに奪われた栄光の歴史を取り戻す!』決戦前に彼女たちは口をそろえてそう言いました!
その横には私こそが元祖!オリジナル!
同じくゆっくりの一種ゆっくりあややが20人はいる。
これから何が始まるのかと私は、連れてきたゆっくりとともに身構えた
カシャカシャとカメラを写す音が鳴り響いた。
私がその様子に唖然としてるといきなり肩をつかまれてアナウンサー席にすわらされた。
横にはアナウンス役の東風谷早苗さんがいた。
「今回の写真対決の見所はどこにあると思いますか?」
いきなりの質問にどう答えればいいかと悩んでいると早苗さんは耳元に今の状況を説明した。
というか簡単にいえばどちらの写真がいいかを選ぶのと簡単な解説役をすればいいということだった。
状況を把握した私は早苗さんの質問に答えた。
「そうですねこの勝負の見所は被写体のゆっくりをいかにうまく撮るかということにありますね。
今のところどちらにも優勢という感じはないでしょう。これからの状況しだいですね」
「そうですか、あっときめぇ丸軍のヒュンヒュンスピードが上がっています」
その言葉のいうとおりきめぇ丸達の回転スピードが徐々に速くなってきている。
その様子を見て客席のきめぇ丸達も興奮して来たのかざわざわと熱気が沸いてきているのがわかる。
というか観客席にはきめぇ丸とゆっくりあややしかいないのだが…
一方のゆっくりあやや軍はというと様々な箇所から写真を取っていた
40にも及ぶゆっくりのカメラ写真撮影を私は解説席からみていた。
ある意味圧倒的な撮影会だなと私は内心で思っていた。
だが、この勝負の見所はどれだけいい写真を撮ったかにあるのに高速で移動しながら写真を撮ってどうするのかとも思った。
そして、30分後に撮れた写真が現像されてきた
「…予想通りですね」
「…ええ」
きめぇ丸の写真はどれもブレていてちゃんとした写真がとれていなかったのだ
それに対してあややの写真はというと被写体の一部しか取れていないものばかりだった。
「これはどちらの勝利というべきでしょうか?」
「まあ、引き分けというのが妥当ではないでしょうか…」
というふうにまたしても不透明な結果になりましたが放送時間がもうありません!御機嫌ようさようなら!
(…これでおわりでいいのですか?…まあ、いいか)
【あとがき】
作者名無しです。
久々にSSを書いたのですが知らない方ははじめまして
知っている方はお久しぶりです。
久々にSSを書きました。短いですが楽しんでいただければ幸いです。
ではさようなら
- 文章が全体的におかしかったり、締めが「〜た」ばかりで文に変化が無かったり、
話作りもやまなし落ちなしでどこが面白いと作者が考えて書いたか疑問。
五十作以上続書いているにも関わらず基本が全く出来てない印象。
これから先は粗製濫造するよりも一作一作を丁寧に書いた方がいいと思う。 -- 名無しさん (2011-09-02 08:40:36)
- ↑調べてみたら五十じゃなくて三十くらいだった。 -- 名無しさん (2011-09-02 10:32:02)
最終更新:2011年09月02日 10:32