SmartQ5 で動画再生


エンコ方法とかは、またの機会にして、今回はどんな動画(サイズ・動画形式)ならSmartQ5で再生できるかを検証してみました。

まず、covia さんのファームウェアの更新履歴を読むと、

  • 2009/10/31
    • ビデオハードウェアデコーダー機能追加
    • iPhone/iPod Touch形式の動画の再生、Youtube HQ再生

  • 2009/12/01
    • HVGA (640x240 or 320x480) までの解像度にしか対応していないため、WVGA (800x480) での使用に制限があります。次回のリリースまでお待ちください。

と、なっていますので、現時点(2009-01)では動画再生能力はβ版的なモノになってます。

が、使ってみたところ、一応全画面表示することができました。
以下、実験結果です。

2010-01
元サイズ  SmartQ5 で表示されるサイズ (見た目)  備考
640x480 640x480 アスペクト比元画像反映、左右に黒帯
720x400 800x445? アスペクト比元画像反映、上下に黒帯

見た感じのアスペクト比は元データのモノを反映している気がします。
なので、動画の解像度は 800x480 以内であれば、任意のもので大丈夫みたいです。

一番の問題は、コーデック (動画形式) です。
以下、実験結果です。(ちょっと辛口)

2010-01
コーデック 拡張子 結果 備考
MPEG-4 AVC/H.264 mp4 映る時はキレイですが、動画によっては音だけで画像がでない時があります
MPEG-4 Video mp4 高確率で映りますが、動きが気持カクカクしてる気がします
Windows Media Video wmv × 認識はしますが、「この動画は表示できません」とエラーメッセージが出て落ちます
DivX MPEG-4 Video avi × 同上

私はまだ上手くできていませんが、エンコードの仕方次第で、キレイでスムーズな動画再生ができます。
covia さんがファームウェアを改良しているので、今後期待です。

感想

いくつかやってみましたが、結構キレイです。ブロックノイズも少なく (特に気にならない程度)、
アスペクト比も反映されて高解像度で動画を見ることができました。
最終更新:2010年02月03日 23:04