「んー…何度見ても…不死原(しなずはら)、不死川(しなずかわ)…うー、呼びにくい…呼びにくいよ」
「何をいきなり…」
「フシバン、フシカンの方が呼びやすい。 決めたよ、カゴ、僕は彼らをフシバン、フシカンで認識する事にする」
「宿彌は…どうして何時も適当にあだ名をつけるかな? どうせ長続きしないでしょ」
「気分だよ、気分」
「この前もドナルドのこと赤アフさんって呼ぶって言い出して…今結局ドナーじゃない」
「更に今はドナチーだよ」
「何をいきなり…」
「フシバン、フシカンの方が呼びやすい。 決めたよ、カゴ、僕は彼らをフシバン、フシカンで認識する事にする」
「宿彌は…どうして何時も適当にあだ名をつけるかな? どうせ長続きしないでしょ」
「気分だよ、気分」
「この前もドナルドのこと赤アフさんって呼ぶって言い出して…今結局ドナーじゃない」
「更に今はドナチーだよ」
宿彌はぐっとサムズアップを決めた。
篭森は頭を抱える。
この上司でもあり、友人でもある男はOOPARTSで感情が希薄になっている癖に、こういうところやけに子供っぽい。普段は有能と言えば有能なのだが、子供スイッチとでも言えば良いだろうか、一旦そのスイッチが入ると急に幼くなる。過酷な幼少時代を送った反動かとも思うが…感情が希薄になったとしても、男はいつまでも子供だと言うことなのかもしれない。
篭森は頭を抱える。
この上司でもあり、友人でもある男はOOPARTSで感情が希薄になっている癖に、こういうところやけに子供っぽい。普段は有能と言えば有能なのだが、子供スイッチとでも言えば良いだろうか、一旦そのスイッチが入ると急に幼くなる。過酷な幼少時代を送った反動かとも思うが…感情が希薄になったとしても、男はいつまでも子供だと言うことなのかもしれない。
「もう好きにしなよ。 私は今日はもうあがるよ、約束があるんだ」
「お茶会かい? わかった、仕事はとりあえず終わってるみたいだしね。 お疲れ様、カゴモン」
「お茶会かい? わかった、仕事はとりあえず終わってるみたいだしね。 お疲れ様、カゴモン」
私の呼び名まで変わっている…これで何個目だろうか。 軽くため息をつき、篭森は宿彌に問いかける。
「宿彌ももし暇ならきなよ。 ただし、お茶菓子は忘れないこと」
「ごめん、紅茶は苦手なんだ」
「抹茶もコーヒーもあるよ」
「じゃあいくよ、和菓子を持って」
「桜夜楽と緋葬架もいるからね」
「サヤヤとヒソヒソか、どんなのが良いかな」
「…前からそんな呼び方してたっけ」
「今決めた」
「…緋葬架に撃たれるよ」
「んー…我慢する」
「ごめん、紅茶は苦手なんだ」
「抹茶もコーヒーもあるよ」
「じゃあいくよ、和菓子を持って」
「桜夜楽と緋葬架もいるからね」
「サヤヤとヒソヒソか、どんなのが良いかな」
「…前からそんな呼び方してたっけ」
「今決めた」
「…緋葬架に撃たれるよ」
「んー…我慢する」
ダメだろそれは
おわり