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Jython - (2009/02/27 (金) 02:44:50) のソース
*JythonでHello Worldアプレットを作ってみる -ソースコードを書いてみよう from java.applet import Applet class HelloWorld(Applet): def paint(self, g): g.drawString("Hello from Jython!",20,30) 注意する点としては、文字コードの指定をしてやらなければならないが Shift_JISの場合は特に必要がないようだ(今回の場合は) と言っても違うプログラムの時に文字コードを指定してもエラーはかれたのだが・・・・orz JAVA縛りはあるようなのでファイル名をHelloWorld.pyとしておくのが無難である。 -コンパイルしてみよう C:\jython\aple\jpywork> jythonc --compiler "C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_12\bin\javac" --core --deep --jar appletdemo.jar *.py プログラムをやっている人ならわかると思うが一行目はコンパイルしたいソースコードのあるディレクトリまでディレクトリを変えてある。 2行目の --conpiler "C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_12\bin\javac" の部分はJavaが複数入ってない限りは多分大丈夫だと思うがこれはjavacのある位置を指定してやっているだけである。ので、--conpiler~\javac"の部分は無くてもいい人と無いとだめな人がいる。 3行目以下全てはAppletを使うプログラムでは必須のようだ。 --jar appletdemo.jar というのは、特に任意の名前をつければいいので--jar aaaaaaa.jarなどでも大丈夫である。 最後の*.pyはそのディレクトリにある全てのpyファイルをコンパイルしてしまうので複数ある場合は指定してやるのも手である。 今回の場合だと --core --deep --jar appletdemo.jar helloWorld.py という感じである。 classファイルやjarファイルがjpyworkというフォルダの中にできていれば成功である。 -表示してあげよう さて自分のプログラムがちゃんと動いているのか確認してあげるためにappletviewerで表示してあげないといけないので表示してあげよう。 JAVAのようにソースコード内にアプレットを表示するようなコードを書いてないためちょっと工夫が必要である。 前回のコンパイルしてみようと言うところでclassファイルとjarファイルができたと思う。今回はそれを使う。 まずHTMLファイルを用意しなければならないので <html> <head> <title>HelloWorld</title> </head> <body> <applet code="HelloWorld.class" archive="appletdemo.jar" width="640" height="380"> </applet> </body> </html> タイトルタグのところとファイル名は適当でいいが日本語は不可である。保存場所はjpyworkの中である。コンパイルの時は特にディレクトリ位置を指定しなかったが今回に限ってはディレクトリ位置までに日本語文字が入るとエラーをはくのでCドライブ直下などにjpyworkを移動またはコピーする。 HelloWorld.classだけではエラーを吐くので、appletdemo.jarをarchiveで指定してやればよい。 archiveで付加する理由としては、jarの中にjythonライブラリが入っいるのでそれを一緒に読み込ませてあげないとJAVAはjythonライブラリを持ち得ないからである。 さてでは、このファイルをappletviewerで見なければならないので、 C:\jpywork>appletviewer HelloWorld.html とすれば良い。成功していればappletviewerが立ち上がり左上らへんに Hello from Jython! と表示されているはずである。 実行結果 #image(http://farm4.static.flickr.com/3563/3311250615_714f0cd976.jpg,http://www.flickr.com/photos/29863418@N06/3311250615/,blank)