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Mad Nugget 第一話

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 「Mad Nugget」 第一話

 ◆elwaBNUY6s さん作 

宇宙世紀の時代が終わって数百年、幾度目か知れない地球連邦軍とコロニー連合軍の大戦争の結果は、
又しても地球連邦軍の勝利に終わり、コロニー連合軍は解体させられた。
 しかし元はと言えば地球連邦政府のコロニー連合に対する傲慢な態度が原因で始まった戦争。コロニー連合軍の
一部は聖戦団を名乗り、敗戦後もテロリストとなって地球連邦を苦しめた。
 地球連邦軍は正規の戦闘終了後も尚、“後片付け”に追われる事となったのである。

 そんな中、地球連邦もコロニー連合も注目する出来事があった。逃亡中の敗残兵、ハロルド・ウェザーとダグラス・
タウンが、地球連邦軍のスイーパーの手によって、遂に捕らえられたのだ。
 2人はコンビを組んで1機のMSに搭乗し、大戦中最も地球連邦軍を苦しめたコロニー連合のエースだった。
彼等が捕縛された事実は瞬く間に世界中を駆け巡り、その裁きが如何にして行われるかに世間の関心は集まった。

「はぁあ……」

 黴臭い取調室の壁に凭れ、ハロルド・ウェザーは溜息を吐いた。草臥れた軍服は血と垢で汚れている。
逃亡生活中、身嗜みを気にする余裕など、彼には無かった。無精髭にボサボサの茶髪、疲れた灰色の瞳に
希望は無い。戦中多大な功績を挙げた立派な体格も、今は当時の面影無く痩せ細っている。

 今は取調べ中の小休憩、彼は人権も何も無視した長時間の拘束に辟易していた。

(怠い……死ねよ連邦の取調官、何度も同じ事を訊き返しやがって)

 腹立ち紛れに分厚いコンクリの壁をガンと蹴り付ける。それと同時に鉄製の取調室のドアが開いた。
 入って来たのは、恰幅の良い中年の男性取調官。ハロルドには見飽きた顔だ。

「おやおや、御立腹の様だな」
「チッ! お蔭様で」

 涼しい顔の取調官に悪態を吐くハロルド。囚われの身とは思えない太々しさで、ドカッとパイプ椅子に腰を下ろす。
取調官は彼の対面に着き、煙草を吹かした。

「君に是非お会いしたいと言う人物を連れて来たぞ」

 ハロルドは首を捻った。彼に身内と呼べる人物はいない。こんな所まで面会に来る暇人は、真実の探求者を
気取ったジャーナリストか、顔も覚えていない元上官くらいのものだ。彼はどちらも好かないし、興味も無かった。
それを表すかの様に顔を背け、冷たいコンクリの床にペッと唾を吐き捨てる。
 取調官はハロルドの態度の悪さに顔を顰めた後、鉄製のドアに向かって声を掛けた。

「おい、入れ」
「失礼します」

 よく通る低音に、ハロルドは顔を上げた。声の主は、連邦軍の制服を着た身形の良い銀髪の青年。
 ……ハロルドの全く見知らぬ男だった。

「……誰よ?」

 ハロルドは不快を露わにして取調官に問う。

「本人に聞き給え」

 取調官は溜息混じりに答えた。ハロルドは青年を睨め上げる。

「アステロイドベルトの屈辱から、今日で丁度一ヶ月になる」

 ハロルドと目を合わせた青年は、淡々とした口調で語り始めた。

「連邦軍は連合軍のたった一機相手に敗走した」
「そんな事もあったかねえ?」

 ハロルドは小指で耳を穿り、興味の無い風を装う。

「あの日貴方が撃墜した機体に、赤い指揮官用ヘッドのガンダムが無かったか?」
「知らん。一々憶えていられるか」
「……あったのだ! 私の兄が搭乗する機体が!」

 小隊長だった青年の兄は、敵機の追撃から仲間と母艦を守る為、アステロイドベルトに散った。腕の立つ
パイロットだったが、ハロルドの記憶には残らなかった。ハロルドは指揮官機を狙って叩くコマンダーキラー
だったからだ。戦場には数多くの指揮官機が存在し、他に目立つ機体など幾らでもいた。

「答えて欲しい! 兄は強かったか!?」

 しつこく食い下がる青年に、ハロルドは声を大にして怒鳴った。

「墜とした奴の事なんか知らんっつってんだろうが!! 誰でも死ねば同じだ!!」
「くっ……」

 悔しさに視線を落とし拳を固く握り締める青年。しかし、ハロルドの目には生気が戻っていた。
 横目で青年を嘲笑うかの様に挑発する。

「母艦を墜とせば10倍、指揮官機を墜とせば3倍の賞与だぜ? これを墜とさんでどうするよ」
「きっ、貴様!!」
「落ち着け」

 殴り掛かろうとした青年を取調官が片手で制する。青年は怒りに燃える瞳をハロルドに向け、逸らさない。
 ハロルドは頬杖を突きながらニヤリと笑って取調官に話し掛けた。

「なあ、提案なんだが……こいつと一騎打ちをさせてくれないか?」
「何だと?」
「どうせ死刑にするんだろう? 俺は最期まで連合軍の戦士でありたい。死ぬのはMSのコックピットの中、
 戦友達と同じエリュシオンさ。それに……」

 ハロルドは青年を見遣る。

「これから何人殺した所で、罪状に大した差は無かろうよ」
「その言葉、忘れるな!」

 青年は容易に怒りを煽られ、売り言葉に買い言葉で決闘を承諾した。

 普通なら認められる筈の無い決闘だが……果たしてその3日後、もしハロルドが勝てば即座に釈放するという
馬鹿げた決闘が、連邦軍の監視の下、公然と行われたのである。

 決闘当日。ハロルドは相棒のダグラスと共に、バッドランズ国立公園に搬送させられた。
 護送車に揺られながら、ハロルドはダグラスに話し掛ける。

「よう、久し振りだな。元気してたか? ……って、お前何だか小奇麗だな」

 痩せ型で引き締まった長身、鼠色の髪はオールバック、髭は剃ってあり、制服の皺も目立たない。ダグラスは
ハロルドとは違い、清潔な容姿を保っていた。

「お前さんみたく無意味に反発したりせず、大人しく言う事を聞いてりゃ、待遇は良いさ。問題児振りは聞いてたぜ」
「納得行かねー」

 腕を組んで不貞腐れるハロルドを見て、ダグラスは声を抑えて笑った。 

「御蔭でスマートになったじゃないか」
「言ってろ」

 ……それから会話が途絶える。ダグラスは笑みを消して、真顔になった。

「決闘だってな」
「ああ」

 ハロルドは平然と答えた。その目は格子付きの護送車の窓に向けられている。ハロルドは視線も表情も変えず、
小さく零した。

「……付き合わせて、悪かったな」
「なぁに、気にしちゃいない。生き残ろうぜ」

 ダグラスの答えを聞いたハロルドは、僅かに口元を歪めた。


 公園には勝敗の行方を見届け様と多くの報道陣が詰め掛けていた。
 護送車から降りて広大な草原に立ったハロルドは、嵐の様なフラッシュとシャッター音を他所に、大きく伸びを
しながら深呼吸をする。

「ここが決闘の広場か。良い所じゃないの。あの物々しいガンダム集団さえ無けりゃ……」

 遥か地平線まで伸びる風景を邪魔しているのは、量産型V7ガンダム。直立不動で公園を取り囲んでいる。

「お前は呑気だな。ハル、あれを見ろ」
「あー?」

 ダグラスが指差した方向を見たハロルドは間抜けな声を上げた。そこには2つの巨大な球状の物体。
 全高10m弱。底面から生える作業用の簡素な2本のアーム。頭頂部にはキャノンが据えられている。

「何だありゃ?」
「あれが俺達の乗る機体だ」
「は? あの丁髷だかリーゼントみたいなキャノンで撃ち合えっての?」
「所がどっこい、相手はあれだ」

 ダグラスは続いて1機の青いガンダムを指差した。マウスピース型の口部装甲が、鼻髭の様で特徴的な……。

「ガンダムガンシューター。通称ガンマンガンダム。ガンダムマックスターの派生後継機。中近距離銃撃戦に
 特化した……所謂、趣味のガンダムだな。主武装は両腰のギガンティック・マグナム」

 ハロルドはダグラスの説明に沈黙した。

「対する俺達の搭乗機は、宇宙戦用のボール。改良型でも何でも無い。博物館に飾ってある様な旧型だ」
「死ねっての?」
「言ってしまえば、そうだろうな。当時の通称は動く棺桶。動かないなら本物の棺桶だ。これなら裁判を受けていた方が
 良かったかも知れん」

 ダグラスは淡々と言った。それが己を責めている様に感じられたハロルドは、苦笑いしながらも努めて明るく言う。

「ははは……だが、撃ち合いなら勝負は分から……」
「どうかねぇ? 期待は出来ない」

 ハロルドの弁明を遮り、ダグラスはボールに向かって歩き出した。ハロルドは決まり悪そうに頭を掻き、後を追う。
 2人は拭い切れない不安を胸に、棺桶に足を踏み入れた。

 搭乗したハロルドとダグラスに、連邦軍の指揮官が通信で声を掛けた。

「あー、聞こえるか? 連合軍のエース、ハロルド・ウェザーにダグラス・タウン。何か質問はあるか?」

 ハロルドは無視して機器を弄る。応えたのはダグラスだった。

「はい。聞こえます。えー、まず動作確認をしても宜しいでしょうか?」
「許可しよう。しかし、少しでも妙な真似をしたら蜂の巣にされると思え」

 指揮官の言葉に、ダグラスはモニターに映るガンダム集団に目を遣った。全機、ビームライフルをボールに向けて
構え、微動だにしない。

「……だそうだ、ハル」
「はいはい」

 ハロルドの生返事に不安を募らせながらも、ダグラスは続けて問い掛けた。

「地上で宇宙戦用の機体、しかも相手はガンダムタイプ、性能差が酷過ぎると思うんですが?」
「撃ち合いならば影響は少なかろう? それに2体1だ。加えて君達の機体のキャノンはビーム、相手の武器は実弾。
 私の目から見て、フェアーだと思うよ」
「俺は一騎打ちを望んだんですがねえ?」

 得意気に説明する連邦軍の指揮官に、愚痴を零すハロルド。

「ほう、では一騎打ちにするか」
「冗談じゃない! こんな玩具で!」

 ハロルドの怒鳴り声に、連邦軍の指揮官は高笑いした。

「決闘開始は今から約5分後、3時の鐘の3度目が合図だ。幸運は祈らん。そうそう、キャノンは開始前には元の
 位置に戻せよ」

 一方的に通信を切られた後、ハロルドは八つ当たり気味に怒鳴り散らす。

「フェアー? 何処がフェアーだ!! キャノンの動作遅いんだよ!! 狙う前に風穴が開いちまうぜ!!」
「ハル、怒りを抑えろ」

 ダグラスが注意したのは、コクピット内の会話が盗聴されている可能性を考慮しての事。
 しかし、ハロルドは全く聞き入れる様子無く、喚き散らす。

「知るか!! どうせ死ぬんだ! 好き勝手言わせやがれ!」
「おいおい」

 ダグラスはハロルドが自棄を起こしたと思ったが、それは違った。

「天地が逆転でもしない限り、俺達に勝ち目なんて無い!! 2秒以内にキャノンが撃てなけりゃ死ぬんだ!!」
「2秒って……」
「ガンダムが俺を撃ち抜くのに、1秒も掛からないってのに!! ああ、お仕舞いだぜ!!」

 大袈裟な取り乱し方に、ダグラスは気付いた。これは態とだと。ダグラスは変化を悟られない様に、演技に乗る。

「落ち着け、ハル」
「俺は落ち着いている!! もう終わりだ! ダグ、俺が死んだら、遺体は宇宙に……」
「お前が死んだら俺も死ぬだろうがっ! 希望を捨てるな!! お前が殺られる前に、俺がガンダムヘッドを
 撃ち抜いてやる!」
「……お、おう、済まんかった」

 ダグラスの熱演にハロルドは噴き出しそうになったが、鼻を啜って誤魔化した。

「じゃあ、“2秒後”、頼んだ」
「任せろ。何時も通りだな」
「ああ」

 互いに頷き合い、通信を終える。ハロルドは誰にも聞こえない様、独り呟いた。

「フェアーで無いのは、果たしてどちらか? ククッ、後悔するなよ」

 ハロルドに余裕などあろうはずもない。しかし、自然と笑みが零れる。それは相手が強ければ強い程燃え上がる、
不屈の闘志だった。

 残り1分を切った所で、ハロルドは再び独り言を始める。今度は大声で。

「よおよお、弱虫の坊ちゃん! 1対1で勝てないからって、こんな卑怯な真似、恥ずかしいねえ? まぁ、仕方が
 無いのかな!? 戦場に出た事も無いボンクラを勝たせる為には、こうでもしないとなぁ!」

 “自分を狙え”という挑発。ハロルドも制止する振りをして煽る。

「止せよ、ハル。聞こえているかも知れんぜ」
「フフン、聞かせてやれば良いのさ! 盗み聞きする様な連中なら、それこそ恥知らずだ」

 判り易い挑発に、ガンダムに乗った青年は歯軋りをした。

「おい、安い挑発に乗るなよ。冷静になれ」
「……解っています」

 指揮官の忠告を聞き入れ、青年は深呼吸をする。射撃の腕には自信があった。モビルトレースなら、彼の動きを
正確に反映出来る。確実に仕留める為に、冷静さを欠いてはいけない事は、よく承知していた。

 青年の緊張した精神状態を他所に、傍観する連邦軍の指揮官は落ち着いていた。パラソルの下の椅子に座って
悠々と仰け反り、パイプを咥える。

「随分と余裕だね?」
「はっ! これはマッセン殿!」

 不意に掛けられた声に、指揮官は起立して振り返り、敬礼した。視線の先には、スーツに身を包んだ色黒の中年
女性。彼女は地球連邦政府の高官、ベルガドラ・マッセン。豪胆な性格と同時に、好事家で有名な女性官僚。今回の
決闘を承諾し、その上に釈放という余計なオマケを付けたのも彼女だった。

「相手は連合のエースだよ。暢気に構えていて良いのかな?」
「どう転んでも、負ける事は有り得ません!」
「ほう? では、お手並み拝見といこう」

 マッセンは愉しそうに笑いながら指揮官の隣に立ち、腕を組んだ。彼の迷惑そうな顔を気にも留めず。

 地上戦、正面からの勝負、そしてボールのビーム砲……。事実、ガンダムがボールに負ける要素は一つも無く、
全ては周到に仕組まれていた。

 ゴーン。

 3時、1度目の鐘が鳴る。

 ゴーン。

 ハロルドのボールは、高い唸りを上げていた。一方、ダグラス機は静かに時を待っている。

 ドドォン!!

 3度目の鐘の音の代わりに、2つの爆音が響き渡った。
 1つはガンマンの発砲音、もう1つはボールのブースター音!

 ガガン!

 青年は張り詰めた空気に押し潰される事無く、マグナム射程外のハロルド機を正確に狙っていた。
 しかし着弾の直前に、ハロルド機のキャノンからオレンジ色のビームが放たれる。2本のアームを梃子に、
ブースターで機体を前傾させ、砲口を直接ガンダムに向けて!
 普通にキャノンを動かしても到底間に合わないのを見切っての荒業だった。

「おおおおおっ!?」

 ボールの装甲を巨大な銃弾が突き破り、コクピットのハロルドを襲った。咄嗟に身を屈めたハロルドの頭上を、
恐ろしい風圧が通り抜ける。弾丸は鉄屑を散らしながら貫通した。
 幸運な事にハロルドは無傷。機体が傾いた分、僅かに狙いが逸れた。機体も外観の損傷の割りには、
行動不能に陥る様な深刻なダメージは無かった。

 ボン!

 一方、ハロルドが撃ったビームは、ガンダムの右手のマグナムを溶かしていた。青年は焦る。
「狙ったというのか!?」
 直ぐ様、左腰のマグナムに手を掛けるが……。
「ダグ! 今だ!」
「ああ! 計算通りだな!」

 バシュッ!

 ダグラスが正確に狙いを付けたビームが、ガンダムの頭部に命中する!

「……何っ!?」

 しかし、驚きの声を上げたのはダグラスだった。ビームは装甲の表面に沿って滑る様に弾かれ、分散する。

「ビームコートぉ!?」
「ひでぇ!!」

 頓狂な声を上げ、ショックを隠せないダグラス。ハロルドは半笑いになって呆れた。
 青年はビームを直視したはずだが、デュアルアイカメラには遮光フィルターが噛ませてある。即ち、全く影響なし。
 ガンダムは再びマグナムを構える。

「この……どっせえぇい!」

 未だ終わらない。ハロルドはアームで地面を押し上げた。機体が前傾から戻る反動で、起き上がり小法師の様に
砲身を持ち上げ、再びキャノンを撃つ!

ボン!

「しまった!?」

 破壊したはずのハロルド機の攻撃は、青年にとって全くの予想外だった。ハロルド機は反動で転げて全壊したが、
ビームは再度マグナムに命中し、ガンダムは攻撃手段を失う。

 しかし2機のボールも、対ビームコーティングに対して成す術が無い。
 そして沈黙が訪れる。

「なあ……これ、どうなるんだ?」
「分からん」

 ハロルドの問いに、ダグラスは厳しい表情で答えた。その砲身はガンダムの足元を狙って……。

 結果は引き分けだが、決闘を挑まれて生き残ったので、ルール上はハロルドとダグラスの勝ち。

「ははあ、やってくれる!」

 マッセンは目を見開き、感心した様に声を上げた。その表情は驚きと興奮の混じった笑顔。隣の指揮官は舌打ち
しながら通信機を掴み、大声で青年に怒鳴り掛かった。

「止まるな!! 前進しろ! 踏み付けて、粉々に砕いてやれ!!」
「し、しかし……」

 狼狽する青年に、指揮官は続けて捲くし立てる。

「兄の仇を討ちたくないのか!?」
「見苦しい真似は止め給え。私に恥を掻かせる気か」

 呆れて口を挟んだマッセンに、指揮官は猛烈に反発した。

「勝手に決闘の段取りをした癖に、恥が何のと知ったことか! これは我々の……」
「尉官風情が! 誰に口を利いている? 貴様は黙って言う事を聞いていれば良いのだ」
「なっ……?!」

 マッセンの高圧的な態度に、指揮官は口を閉じた。軍属でないとはいえ、立場が上の相手に手向かうのは賢くない。

「まさか、この様な結果になろうとは……」

 連邦軍の指揮官は脱力して肩を落とす。
 多くの証人が居る中、約束を反故にする訳にも行かず、連邦軍は2人を釈放しなければならなかった。

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