メカ・ストライザンドの大迷惑 解説

メカ・ストライザンドの大迷惑 解説


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♪明けても暮れても

奴隷として働かされる苦労を歌った歌。メロディーは、日本で70年代に流行った健康機具『スタイリー』のコマーシャル・ソングとまったく同じである。

ナンシー・ケリガン

フィギュア・スケートのオリンピック代表選手。その技術はもとより、トーニャ・ハーディングとの一件によって記憶に残る。この2人の確執は映画化(テレビ映画)もされている。第10話『ダミアンのいんちきパパ』でも語られるように金メダルは取っていない。

【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
Coming Soon

レナード マーティン

全米で最も有名な映画評論家の1人。毎年改訂版が発売される『Leonard Maltin's MOVIE & VIDEO GUIDE』もベストセラーとして知られている。掲載される全ての映画に評価(★マーク)、内容解説はもちろん、スクリーンサイズや別バージョンの有無なども記されているので辞書としても便利。が、自分が観た作品が掲載の基準となっているので、同様の形態の書籍『VIDEO MOVIE GUIDE』に比べると収録本数は少ない。

アニメ研究家としても有名で、ロサンジェルスで行われている映画祭&リクルートイベント『アニメーション・セレブレーション』では、司会進行もつとめている。『サウスパーク』はもちろん、その原型となった『Spirits of X'mas』も、この映画祭で上映されていた(テレビ放送開始の半年以上前に)。

実写作品への出演歴もあり、『グレムリン2』での本人役が特に有名。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
グレムリン2 Gremlins 2

エアロスミス

長期に渡ってトップクラスの人気を保持し続けるロックバンド。一時期低迷気味であったが、ランDMCがラップでカバー(サンプリング使用)した『ウォーク・ディス・ウェイ』で第一線に復帰した。日本では『アルマゲドン』の主題歌でお馴染み。というか、あの作品以降人気爆発で、昨年~今年にかけてのミレニアム・カウントダウンまで日本で行ってしまった。

リードボーカルのスティーブン・タイラーは、映画女優リブ・タイラーの父親でもある。『アルマゲドン(リブ出演)』の主題歌を歌ったのも親バカ故との噂。NASAで行われたワールド・プレミアでは、映画上映後、ライブまで行ってしまったほど。『ウェインワールド』では、主人公2人がスティーブン・タイラーを神として崇めるシーンもあり。

【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
アルマゲドン Armagedon

バーブラ・ストライサンド

番組内でも自分自身で発言しているように超スーパー・スター。とりわけゲイからの人気は絶大であり。バーブラだけを取り上げる月刊誌が存在しているほど。歌手としては超高額なチケットでコンサートを開き(それでも毎回満員)、映画俳優としては超美人女優(本人の自己申告)として主演、映画監督としても賞を取りまくる才女。でも、同様なタレント、ジョディー・フォスターに比べ男性ファンは少ない(ジョディーも少ないが、それに輪をかけて)。ロサンジェルスの大地震の時には自宅が一部崩壊したが、その欠片(壁とか)を売ってチャリティーに協力するなど、社会的活動も盛んだ。

『サウスパーク』では、第2シーズンのハロウィン・スペシャルでよりパワーアップした役柄で登場するので乞うご期待。ちなみに、番組での彼女の肖像使用について、トレイ&マットは許可を取っていないらしい。本当に寛大な人だ。

【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
Coming Soon

『愛のイエントル』

満を持して発表された、バーブラ製作、監督、脚本、主演によるワンマン映画。評論家による評価はいまいちであったが、ファンからは絶大な人気を誇っている作品。この作品が好きかどうかで、ゲイかヘテロかを見極める、というネタがギャグとしてよく使われている。最近では、ケビン・クライン主演の『イン&アウト』で、同様の台詞があった(駄目押しで『ファニーガール』も)。

また宇宙人か?

第1話『カートマン、お尻から火炎フン射』を受けての台詞。またアナルに受信機を埋められるのではと思って、尻を手で防御している。あれだけ夢だと言い張っていたくせに…。

♪I'm going where

現在、最終確認中。
Coming Soon

ジョン・エルウェイ

NFLを代表するクォーターバック。デンバー・ブロンコス所属で、同チームとともに番組ではよく取り上げられている。子供たちにとって、スターかそうでないかを測る基準となっている。

フィオナ・アップル

18歳でデビューした、ちょっとセクシー系の入った若手女性シンガー。日本での人気はいまいちだが、アメリカではショービズ関連の雑誌でしばしば特集が組まれるほど人気がある。

別荘

実際にバーブラがコロラドの山中に別荘を買ったと噂になったらしい。真偽のほどは不明。なお、番組に出てくる別荘のデザインは『リーサルウェポン2』に出てきた南ア大使館と酷似。崖を利用した同スタイルの建造物は一時期流行したが、同映画の影響でイタズラされる事件(車で土台となる足を引っ張られる)が頻発。危険を伴うとされ、最近はあまり見られなくなった。『リーサルウェポン2』の建物は現在もハリウッド近郊のカフンガ通り沿いにあり、観光名所となっている。

【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
リーサル・ウェポン2 Lethal Weapon 2

天井より降下

トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル』のパロディ。黒装束である点も同様。ただし映画では物音を立て脅かすのはアイクではなく、ジャン・レノ(ネズミに襲われロープを手放したり、ナイフを落としたり)である。ちなみにBGMも限りなく似たアレンジのものが使用されている。同映画中もっとも有名なシーンでもあり、レスリー・ニールセン主演の『裸の銃を持つ逃亡者』でも同様のパロディがある。

ジョン・ウー監督による待望の続編『MI:2』が今夏公開予定。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
ミッション・インポッシブル Mission: Impossible
ミッション・インポッシブル2 Mission: Impossible 2
裸の銃を持つ逃亡者 Wrongfully Accused

クッキー・モンスター

セサミストリートのマペット・キャラクター。エルモと並び、同番組で人気をニ分する。操演するのは『スターウォーズ』サガのヨーダでお馴染みのフランク・オズ。アイクのお気に入りなのか、度々この台詞を発している。

ジャッカル

学名Canis aureus。イヌ科。ヨーロッパ東南部から、アフリカ北部、中央アジアなどに分布。小柄でコヨーテ(こちらは北米にも分布)よりさらに小さく体長60~75cm、体重8~11kgほど。平原や村などの低地にも見らるが、夜行性で昼は森林に潜んでいる。ハゲワシ等とともに、いわゆる掃除屋と呼ばれており、他の動物の食べ残しや死骸を漁ることが多い。定まった繁殖期がなく、年中子が見られる。

保険のセールスマン

旦那が留守の間に妻がセールスマンと出来てしまうというのは万国共通?日本では大ヒットした裏ビデオ『洗濯屋ケンちゃん』(日本におけるビデオデッキの普及はこの作品のお陰と言われる)のイメージから"洗濯屋さん"のほうがピッタリくるかも。

『マイ・フェア・レディー』

オードリー・ヘップバーン&レックス・ハドソン主演のアカデミー賞受賞作品。ミュージカルであるにもかかわらず、オードリー自身の歌声は吹替えによって聞く事はできない(現在発売中のDVD/LDでは、音声特典として収録されている)。バーブラは出演しておらず、自身が主演する『ファニー・レディー』と間違えている、というギャグ。

【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
マイ・フェア・レディ My Fair Lady

ステルス爆撃機

湾岸戦争で活躍したレーダーに感知されない(され難い)爆撃機。開発当初はその存在自体が謎のベールに包まれており、UFOはこの機体の実験飛行を見誤ったもの、とまで言われていた。

【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
インターセプター Interceptor
インターセプター2 Aurora: Operation Interceptor

お蔵入り映画

Straight to videoとは、劇場公開なしビデオ公開のみの映画のこと。最近では、日本のVシネマ同様に、製作時からこの形態を選択している作品(ディズニー長編アニメの続編など)もあるが、基本的には劇場公開を目指したがお蔵入りしてしまった作品を指す。

日本では何故か劇場公開されているが、チャーリー・シーンやジャンクロード・ヴァンダム主演の最近の作品は、ほとんどがStraight to video作品である。

シドニー・ポワチエ

『野のユリ』で黒人としては初めてアカデミー主演男優賞を受賞した俳優。『夜の大捜査線』シリーズをはじめ、Rレッドフォード、Rフェニックスと競演した『スニーカーズ』等ヒット作も多く、監督作品もある。

【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
Coming Soon

双子の小美人

東宝の怪獣映画『モスラ』で登場した双子の妖精。以降、ゴジラ・シリーズをはじめモスラが出演する作品には大抵セットで登場している。初期作品ではザ・ピーナッツが、後期作品(といっても『南海の大決闘』だけだが)ではペア・バンビが演じていた。
平成ゴジラ~モスラの新シリーズでも、コスモスと名を変えて同様の妖精(双子ではない?)が登場している。ここでの台詞は、『モスラ対ゴジラ』の「お願いです。卵を返してください」を意識して、同じ台詞を繰り返させている。

【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
モスラ
モスラ対ゴジラ
三大怪獣・地球最大の決戦
怪獣大戦争
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
ゴジラvsモスラ
モスラ
モスラ2
モスラ3

ザ・キュアー

76年結成で、未だに強い人気を誇るオルタナティブ・バンド。特にヨーロッパでの評価が高い。番組中でも触れられているように、ロバート・スミスは同バンドのリード・ボーカルである。なお、英語版の声はスミス本人によるもの。

お花みたいな香り

コレでは全然悪口になっていない。カートマンは時々このようなワケのわからない表現をしてしまう。

メカ(ゴジラ)

ゴジラを模した兵器として宇宙人が開発したロボット怪獣。デビュー作『ゴジラ対メカゴジラ』では、偽ゴジラとして登場した後、その表皮(ゴジラそっくりの)の中から姿をあらわした。平成ゴジラ・シリーズでは、デザイン&設定(人類による対ゴジラ兵器として)をリニューアルして再登場。

メカ・ストライサンドは、そのデザインの特徴から、宇宙人開発による初期作品のパロディであることがわかる。ストライサンド同様、もちろん東宝の許可は取っていないだろう。

【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
ゴジラ対メカゴジラ
メカゴジラの逆襲
ゴジラvsメカゴジラ

涅槃で会いましょう

ギャリソンはゲイらしい(というかトモロヲさんによって完全にゲイにされてしまった)、という設定を受けての日本語化。『太陽にほえろ』や『俺たちは天使じゃない』の出演者として有名な故・沖正也氏が自殺した際に、お相手である日景忠男氏に書き残した言葉がコレ。

ウルトラマン

円谷プロ製作による正義のヒーロー。ゴジラと並ぶ世界的なスターであり、誕生から30年以上経った現在でもシリーズが製作され続けている。

ウルトラ・レナード・マーティンは、顔はウルトラマンだが、必殺技のポーズやカラーリング等はウルトラセブンやタロウの系列に近い。

ガメラ

ゴジラに対抗して大映が製作した『大怪獣ガメラ』でデビュー。以降、『宇宙怪獣ガメラ』まで7作品が作られ一時終了。再度平成ゴジラに対抗して新作3作品が製作された。

子供の味方という設定からゴジラよりも幼児向けとの認識が成されてきたが、平成版ではSF的な考証を取り入れることで大人も満足させる作品へと変貌した。

【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
大怪獣ガメラ
大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン
大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス
ガメラ対宇宙怪獣バイラス
ガメラ対大悪獣ギロン
ガメラ対大魔獣ジャイガー
ガメラ対深海怪獣ジグラ
宇宙怪獣ガメラ
ガメラ 大怪獣空中決戦
ガメラ2 レギオン襲来
ガメラ3 

モスラ

初のワイド・カラーの特撮怪獣映画として製作された『モスラ』でデビュー。平和のために戦うという怪獣にしては希有な存在。ゴジラの好敵手として幾度か対戦(ゴジラに対して唯一勝利した怪獣でもある)した後、平成版3部作で主演に返り咲いた。

【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
モスラ
モスラ対ゴジラ
三大怪獣・地球最大の決戦
怪獣大戦争
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
怪獣総進撃
ゴジラvsモスラ
モスラ
モスラ2
モスラ3

coco

おニャン子CLUBの夢よもう1度、と結成された乙女塾からデビューしたアイドル・グループ。メンバーの一員である三浦理恵子は、ロバート・スミスを吹き替えたダイヤモンド・ユカイの奥さんでもある。つまりこの関係が日本語版の歌詞に反映されている。オリジナルでは意味不明の「ナシワ・ガ・好き」となっている部分を、田口トモロヲ(日本人歌手役)のアドリブに基づき改変してこのようになった。

夕陽の中に去る

マカロニ・ウエスタンでお馴染みの表現。正義のヒーローは必ず夕陽の中に去っていくのだ。もっとも、ここでの使われ方は、BGMからしてデビッド・キャラダイン主演の人気テレビシリーズ『燃えよ!カンフー』(当初、ブルース・リー主演の予定もあった)のパロディと思われる。

『ディスインテグレイション』

ザ・キュアーの制作したアルバム名。

巨大アイクの咆哮

怪獣映画のお約束的なオチを再現。というか、そのお約束を再現したオタク怪獣映画『デッドリー・スポーン』のオチにそっくり。昨年公開された『ザ・グリード』も、まったく同様のオチを使用していた。
【参考】★マークは映画評論家レナード・マーティンによる批評(★4つが満点。☆は1/2)
デッドリー・スポーン Deadly Spawn
ザ・グリード Deep Rising


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最終更新:2022年07月16日 22:22