メカ・ストライザンドの大迷惑 (Mecha-Streisand)
"Mecha-Streisand" |
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エピソードNo.
放送日 |
Season1 Episode12 1997年2月18日 |
概要
子供たちが見つけた先史時代の遺物は、世界破滅の脅威となる怪獣を産み出した。名優や著名な映画評論家、ロック界のスーパースターが町を救いにやってくるが、果たして恐ろしいメカ・ストライ
元ネタ
原題「Yentl」。'83 イギリス映画。ストライザンドが製作・監督・脚本・主演・歌唱まで受け持った映画。
男性にだけ学問の自由が与えられた今世紀初頭の東欧。無類の勉強好きの少女イエントルは、男装して神学校に入学する、と言った内容。アカデミー編曲賞受賞。
奴隷として働かされる苦労を歌った歌。メロディーは、日本で70年代に流行った健康機具『スタイリー』のコマーシャル・ソングとまったく同じである。
フィギュア・スケートのオリンピック代表選手。その技術はもとより、トーニャ・ハーディングとの一件によって記憶に残る。この2人の確執は映画化(テレビ映画)もされている。第10話『
ダミアンのいんちきパパ』でも語られるように金メダルは取っていない。
NFLを代表するクォーターバック。デンバー・ブロンコス所属で、同チームとともに番組ではよく取り上げられている。子供たちにとって、スターかそうでないかを測る基準となっている。
18歳でデビューした、ちょっとセクシー系の入った若手女性シンガー。日本での人気はいまいちだが、アメリカではショービズ関連の雑誌でしばしば特集が組まれるほど人気がある。
実際にバーブラがコロラドの山中に別荘を買ったと噂になったらしい。真偽のほどは不明。なお、番組に出てくる別荘のデザインは『リーサルウェポン2』に出てきた南ア大使館と酷似。崖を利用した同スタイルの建造物は一時期流行したが、同映画の影響でイタズラされる事件(車で土台となる足を引っ張られる)が頻発。危険を伴うとされ、最近はあまり見られなくなった。『リーサルウェポン2』の建物は現在もハリウッド近郊のカフンガ通り沿いにあり、観光名所となっている。
トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル』のパロディ。黒装束である点も同様。ただし映画では物音を立て脅かすのはアイクではなく、ジャン・レノ(ネズミに襲われロープを手放したり、ナイフを落としたり)である。ちなみにBGMも限りなく似たアレンジのものが使用されている。同映画中もっとも有名なシーンでもあり、レスリー・ニールセン主演の『裸の銃を持つ逃亡者』でも同様のパロディがある。
セサミストリートのマペット・
キャラクター。エルモと並び、同番組で人気をニ分する。操演するのは『スターウォーズ』サガのヨーダでお馴染みのフランク・オズ。アイクのお気に入りなのか、度々この台詞を発している。
学名Canis aureus。イヌ科。ヨーロッパ東南部から、アフリカ北部、中央アジアなどに分布。小柄でコヨーテ(こちらは北米にも分布)よりさらに小さく体長60~75cm、体重8~11kgほど。平原や村などの低地にも見らるが、夜行性で昼は森林に潜んでいる。ハゲワシ等とともに、いわゆる掃除屋と呼ばれており、他の動物の食べ残しや死骸を漁ることが多い。定まった繁殖期がなく、年中子が見られる。
旦那が留守の間に妻がセールスマンと出来てしまうというのは万国共通?日本では大ヒットした裏ビデオ『洗濯屋ケンちゃん』(日本におけるビデオデッキの普及はこの作品のお陰と言われる)のイメージから"洗濯屋さん"のほうがピッタリくるかも。
オードリー・ヘップバーン&レックス・ハドソン主演のアカデミー賞受賞作品。ミュージカルであるにもかかわらず、オードリー自身の歌声は吹替えによって聞く事はできない(現在発売中のDVD/LDでは、音声特典として収録されている)。バーブラは出演しておらず、自身が主演する『ファニー・レディー』と間違えている、というギャグ。
湾岸戦争で活躍したレーダーに感知されない(され難い)爆撃機。開発当初はその存在自体が謎のベールに包まれており、UFOはこの機体の実験飛行を見誤ったもの、とまで言われていた。
Straight to videoとは、劇場公開なしビデオ公開のみの映画のこと。最近では、日本のVシネマ同様に、製作時からこの形態を選択している作品(ディズニー長編アニメの続編など)もあるが、基本的には劇場公開を目指したがお蔵入りしてしまった作品を指す。
『野のユリ』で黒人としては初めてアカデミー主演男優賞を受賞した俳優。『夜の大捜査線』シリーズをはじめ、Rレッドフォード、Rフェニックスと競演した『スニーカーズ』等ヒット作も多く、監督作品もある。
東宝の怪獣映画『モスラ』で登場した双子の妖精。以降、ゴジラ・シリーズをはじめモスラが出演する作品には大抵セットで登場している。初期作品ではザ・ピーナッツが、後期作品(といっても『南海の大決闘』だけだが)ではペア・バンビが演じていた。
平成ゴジラ~モスラの新シリーズでも、コスモスと名を変えて同様の妖精(双子ではない?)が登場している。ここでの台詞は、『モスラ対ゴジラ』の「お願いです。卵を返してください」を意識して、同じ台詞を繰り返させている。
76年結成で、未だに強い人気を誇るオルタナティブ・バンド。特にヨーロッパでの評価が高い。番組中でも触れられているように、ロバート・スミスは同バンドのリード・ボーカルである。なお、英語版の声はスミス本人によるもの。
ゴジラを模した兵器として宇宙人が開発したロボット怪獣。デビュー作『ゴジラ対メカゴジラ』では、偽ゴジラとして登場した後、その表皮(ゴジラそっくりの)の中から姿をあらわした。平成ゴジラ・シリーズでは、デザイン&設定(人類による対ゴジラ兵器として)をリニューアルして再登場。
メカ・ストライサンドは、そのデザインの特徴から、宇宙人開発による初期作品のパロディであることがわかる。ストライサンド同様、もちろん東宝の許可は取っていないだろう。
ギャリソンはゲイらしい(というかトモロヲさんによって完全にゲイにされてしまった)、という設定を受けての日本語化。『太陽にほえろ』や『俺たちは天使じゃない』の出演者として有名な故・沖正也氏が自殺した際に、お相手である日景忠男氏に書き残した言葉がコレ。
おニャン子CLUBの夢よもう1度、と結成された乙女塾からデビューしたアイドル・グループ。メンバーの一員である三浦理恵子は、ロバート・スミスを吹き替えたダイヤモンド・ユカイの奥さんでもある。つまりこの関係が日本語版の歌詞に反映されている。オリジナルでは意味不明の「ナシワ・ガ・好き」となっている部分を、田口トモロヲ(日本人歌手役)のアドリブに基づき改変してこのようになった。
マカロニ・ウエスタンでお馴染みの表現。正義のヒーローは必ず夕陽の中に去っていくのだ。もっとも、ここでの使われ方は、BGMからしてデビッド・キャラダイン主演の人気テレビシリーズ『燃えよ!カンフー』(当初、ブルース・リー主演の予定もあった)のパロディと思われる。
ザ・キュアーの制作したアルバム名。
怪獣映画のお約束的なオチを再現。というか、そのお約束を再現したオタク怪獣映画『デッドリー・スポーン』のオチにそっくり。昨年公開された『ザ・グリード』も、まったく同様のオチを使用していた。
番組内でも自分自身で発言しているように超スーパー・スター。とりわけゲイからの人気は絶大であり。バーブラだけを取り上げる月刊誌が存在しているほど。歌手としては超高額なチケットでコンサートを開き(それでも毎回満員)、映画俳優としては超美人女優(本人の自己申告)として主演、映画監督としても賞を取りまくる才女。でも、同様なタレント、ジョディー・フォスターに比べ男性ファンは少ない(ジョディーも少ないが、それに輪をかけて)。ロサンジェルスの大地震の時には自宅が一部崩壊したが、その欠片(壁とか)を売ってチャリティーに協力するなど、社会的活動も盛んだ。
『サウスパーク』では、第2シーズンのハロウィン・スペシャルでよりパワーアップした役柄で登場するので乞うご期待。ちなみに、番組での彼女の肖像使用について、トレイ&マットは許可を取っていないらしい。本当に寛大な人だ。
参照
最終更新:2012年04月21日 04:19