Purple Ops

Prologue

時としてこの世には『説明不可能な事態』が起こりうるという事は、誰もがよく知っているだろう。
「サード・ストリート・セインツ」の台頭も、まさしくそのことだった。

セインツが頭角を現し始めた2006年の頃、彼らはこの世界の王座を狙う存在だとして批判されていた。*1
人々は困惑していたのだ。彼らが破壊衝動に身を捧げた反社会的な殺人集団なのか、
それとも単に陽気で気まぐれ・悪乗り集団のギャングなのか。*2

この問いに対し、セインツが打ち出した答えは「楽しさいっぱい 殺しは控えめに」
この単純な方針転換が功を奏し、かつての風変わりなストリートギャングは今や皆に愛されるポップカルチャーの象徴となった。*3

…しかし、彼らはそれにも満足してはいなかったのだ。
ヒーロー「として崇められる」ことは、ヒーロー「になる」こととは違うのだと。
その思いを胸に、彼らの旅が再び始まった。

これまで・ここからのあらすじ

+ Saints Row 2:スティルウォーターでの再起
「サード・ストリート・セインツ」設立者のジュリアスに裏切られ、豪華客船の大爆発にスティルウォーター市長もろとも巻き込まれた主人公のボスは、刑務所で昏睡状態から目覚める。
同じ刑務所にいたカルロスから、かつてスティルウォーターを支配していたセインツは、メンバーの脱退や逮捕によって解散してしまったことを知る。
カルロスの力を借り刑務所から脱獄したボスは、入団当時からの相棒「ジョニー・ギャット」を裁判所から助け出し、
「ピアース」「ショーンディ」「カルロス」の新メンバーと共にセインツを復興しようとする。
だがその頃のスティルウォーターは、すでに新たなギャンググループ共が割拠していたのである。
  • 武器の密売グループ「ブラザーフッド(The Brotherhood)」
  • ジャパニーズ・マフィア(ヤクザ)の「ローニン(The Ronin)」
  • 麻薬密売集団「サンズ・オブ・サムディ(The Sons of Samedi)」

アイーシャ、カルロスという仲間を失いながらもSaintsは奮闘し、ギャンググループを駆逐。
さらに巨大企業「アルター・コーポレーション(Ultor Corporation)」の私有軍をも打ち砕く。
そしてボスはジュリアスとの因縁を終わらせ、再び制したスティルウォーターを、今度こそ誰にも渡すまいと誓った…。
+ Saints Row The Third : スティールポートでの活躍
スティルウォーターでの戦いから数年後、セインツはアルター社との合併により
「セインツ・アルター・メディアグループ」を編成する。
世間から熱狂的支持を受けたセインツアルターは、独自のブランドを築き商品や映画が製作されるほどの
巨大なメディア帝国に変貌を遂げ、世界にその名を轟かせていた。
「ショーンディ」そして「ジョニー・ギャット」もまた、誰もが名を知る存在となっていた。(Well,Who gives a fuck about Pierce?)

しかし皮肉なことに、その輝かしき地位こそが新たな脅威を呼び寄せてしまうことになる。

  • 国際的な武器密売と違法エステ業を商う「モーニングスター」
  • 率いていたネット犯罪のサイバーギャング「デッカーズ」
  • HGHやステロイドを密売するレスラー集団「ルチャドールズ」

わけてもモーニングスターの長であり、この3ギャングを束ねる「シンジケート」を率いるフィリップ・ローレンにより、
ボス達は自らの資産と引き換えの人質になる。
そして、ジョニー・ギャットが犠牲となってスティールポートへの脱出を果たした
セインツのボスとショーンディは、ジョニーの仇を討つ為、スティールポートを本拠とするシンジケートへの反撃を試みる。

しかしモーニングスターのフィリップ・ローレンを討ち、デッカーズのマット・ミラーも打ち負かしたセインツは、
スティールポートのギャングを根絶するために現れた軍の特殊部隊「STAG」に襲われる。

クローン兵のベースであるオレグ、フィリップの元秘書であったヴィオラ*4を仲間に加え、
ルチャドールズを率いるキルベインとの大一番をも制したセインツだったが、
STAGの策謀によりショーンディとヴィオラが人質にされ、記念碑に爆弾が仕掛けられるという状況になったため、
キルベインにとどめを刺すには至らなかった。
しかしそれでも、ボスが彼女たちを救出したその行動は結果的に、STAGを退けるほどの名声を手にすることになる。
+ STAG Film
実はSaints Row The Thirdにはもう一つの結末がある。
ショーンディとヴィオラを見捨て、キルベインを始末したセインツは、STAGの思惑通り記念碑爆破テロの濡れ衣を着せられることになる。
追い打ちをかけるごとく総攻撃を始めたSTAGの最終兵器を破壊した彼らは、スティールポートの独立を宣言するのであった…

今作でショーンディが登場していることから、今作はショーンディ達を救出するルートから繋がっていると見られている。

Purple Ops

時は流れ、セインツは本格的に対テロ作戦に挑んでいた。
かつてスティールポートでの電子部門でセインツを手助けしたキンジー、
かたやかつての敵だったが、今やMI6エージェントとなったマット・ミラーのオペレーション、
元KGBであったオレグの知己であり、スティールポート市長のバートやキンジーともつながりがあるアシャ・オデカーとともに、
皮肉にもアラビア系テロリスト達と手を組み、ワシントンに核を打ち込もうとしている元STAG部隊長のサイラスを倒すために、
セインツのボスはマイクの死んだヘルメットをかぶって任務に赴く。

Zero Saints Thirty

目的

  • アシャに続け
  • テロリストを始末しろ
    • ポイントに近寄って急所攻撃ボタン(Eキー/R3/RS)で、気づかれないように敵を倒す。
  • テロリストを倒せ
    • 所持しているマシンガンを使って敵を倒す
  • 司令室へ向かえ
    • 赤いドラム缶に数発撃ちこむと、爆発により周囲に大ダメージを与える。
    • 接近してRS、もしくはダッシュ(LShift/L1/LB)しながら攻撃で敵一人を確実に始末できる
  • 位置につけ
  • ドアを開けろ
  • テロリストを倒せ
    • 一時的にスローモー状態になる
  • サイラスを追え
    • CTEが発生する。連打が多いので、間違えて失敗することは殆ど無い。
  • ミサイルサイロに向かえ
    • CTEがわりといきなり発生する。

クリア報酬

  • アメリカ合衆国への敬愛
  • アメリカ合衆国大統領
    • アドバイザー「ベンジャミン・マザーファッキン・キング」
    • 副大統領「キース・デイヴィッド」

最終更新:2014年07月03日 23:59
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*1 初代SaintsRowは欧米では2006年8月末に発売(日本版のみ翌年2007年6月21日)。また原文は「王位を狙う者」の他にも「王位を真似る偽者」と訳す事も可能で、クライムアクションの王たるGTAをパクっていると批判されたことに対する自虐を仕込んでいる。

*2 おそらくSaints Row 2のこと。バイオレンス要素を色濃く残しながらもバカゲー要素が融合している。

*3 Saints Row 3ではオープニングで「セインツフロウ」なるエナジードリンクを売り出したりなど、セインツがセレブに転身したことを伺わせる一面がある。また、同作ではバイオレンス要素がマイルドになっている

*4 双子の片割れであるキキがキルベインに殺されたことから、ルチャドールズ打倒のためシンジケートを離反した。