魔導神官メーミィ

「不愉快!」

【名前】 魔導神官メーミィ
【読み方】 まどうしんかんめーみぃ
【声】 高戸靖広
【スーツ】 蜂須賀祐一
【登場作品】 魔法戦隊マジレンジャー
【登場話】 Stage19「魔法のランプ~メーザ・ザザレ~」~
Stage34「勇気の絆~ゴール・ゴル・ゴルド~」
【所属】 地底冥府インフェルシア
【分類】 最高指揮官
【得意能力】 魔法(特に雷の魔法、禁断の魔法など)
【+α情報】 自身を「我」と呼び、女性のような口調で話し、
失敗に対しては上記の台詞でヒステリーを起こす
【怪物モチーフ】 ミイラ
【名前の由来】 人間+ミイ

【詳細】

インフェルシアの2代目最高指揮官。正体は「天空聖者ライジェル」。

魔法の力を自身の欲望と冥獣帝ン・マへの信奉に使い、15年前にマジシャインとの相討ちでミイラにされた。
ミイラの姿からン・マの力によって復活し、増大した魔法力によって邪悪な魔法を使い、無気味なマルデヨーナ世界を作り、時には生命を操る禁断の魔法を使う事にも躊躇がないが、肉体は干乾びたミイラのままとなり、あまり魔法を多用すると著しく疲労してしまう。

魔導騎士ウルザード凱力大将ブランケンのように「ン・マ」の爪を専用の扇として与えられている。
扇で魔法を使用し、攻撃の際はライジェルのエレメント魔法としての雷、電撃魔法を多用して、パワーをムカデのような姿に具現化させる。

生まれ変わると高い魔法力で冥獣よりも知能の高い冥獣人の封印を解き、「ン・マ」復活に大勢の人々の生命を捧げる作戦を展開する。
戦闘力は天空聖者だった時より遥かに高く、マジキング以上の巨大な姿でマジレンジャーを敗北させた事もある。

ウルザードとは仲があまり良くないらしく、時たま言い合っている描写がある(自身が1人で喋っているだけでウルザードは無反応。)。
罰としてウルザードの魔力をウーザフォンに変え、「ナイ」、「メア」に貸し与えた事もあった。

冥獣人四底王を復活させた後、冥獣人コボルトのブルラテスの魂で冥機ゴーレムを復活させるが、ゴーレムが倒されて失敗。
冥菌獣モールドを召喚、「ン・マ」に人々の生命を捧げようとするも失敗に終わり、作戦をことごとく打ち破られる。

最終作戦ではトラベリオンから強大な魔力を奪い、生命を操る禁断の魔法によって「合体冥獣人キマイラ」を作り出す。
マジレンジャーの強大なレジェンドパワーをン・マに捧げようとするが、ウルザードから真の姿(天空聖者ブレイジェル)を取り戻した勇に5人を救出され、自身は因縁の相手・天空聖者サンジェルと決着を付け、ライジェルの姿で「デュエル・ボンド」という天空聖者に伝わる正々堂々とした決闘方式で戦う。

堂々とルールを無視する卑怯振りでサンジェルを追い詰めるが、止めを刺そうとしたところでサンジェルの反撃に遭い、デュエルボンドソードの斬撃を受け敗北、最期は元の姿に戻った後に灰化した(その際に「インフェルシアの神々(冥府神)が甦る」という謎の予言を残している。)。

轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』では「かつて世界を危機に陥れた3人の邪悪な巫女」の1人として復活。

【余談】

デザイナーの篠原保氏によると「ブランケンとの差別化として造形を上半身に集中し、衣装を纏う姿となり、『七色の包帯を巻いたミイラ』というオーダーに色々悩んだ結果、銀色の包帯にカラフルな照明を常に当てる事にした」らしく、他にも「派手さと古めかしさの両立は難しかった」とコメントしている(DVDの映像特典の「マジカル美術館」より)。

最終更新:2016年08月20日 03:49