パチャカマック12世

「宇宙最強のこの私がーー!」

【名前】 パチャカマック12世
【読み方】 ぱちゃかまっく12せい
【声】 増谷康紀
【登場作品】 獣拳戦隊ゲキレンジャーVS
ボウウケンジャー
【分類】 宇宙拳法
【デザインモチーフ】 バリドリーン
【モチーフ】 パチャカマック
【関連物】 赤い宝玉と青い宝玉(力の源)

【詳細】

宇宙拳法の使い手として名を馳せる、パチャカマック一族の12代目。激気とも臨気とも幻気とも異なる、緑色のオーラで表現される独自の気を持つ。
「初代パチャカマック」は人格者であったようだが、自身は「自分自身が楽しめることが唯一正しい」という傲慢で危険な思想の持ち主。

凶悪さゆえに惑星イスラという場所に封印されていたが、TV本編最終話で宇宙に旅立った明石暁と西堀さくらが封印を解いてしまい、西堀さくらに憑依して人質として明石暁を脅迫、協力者にした上で、初代パチャカマックが地球に封印した「宇宙拳法究極の力」を手に入れるべく地球にやってくる。

まずはスクラッチで保管されていた赤い宝玉をボウケンジャー、ゲキレンジャー、風のシズカによる争奪戦に乗じて明石暁に奪わせ、更に青い宝玉が保管されている「臨獣殿」にダイボイジャーで乗り込み、「宇宙拳法究極の力」に興味を示した「理央(黒獅子リオ)」を仲間に引き入れる。
南米の神殿で封印を解く事に成功し、「理央」、「メレ」、「獣人バーカー」に「宇宙拳法究極の力」を分け与えて強化すると同時に心を奪って下僕にしてしまう(極めて鈍いバーカーのみ洗脳も意味がなかった模様。)。

自らの力を見せ付けるために街中で暴れまわっているところでボウケンジャー、ゲキレンジャーが駆け付け、ゲキレッド、ボウケンレッドと交戦、「宇宙拳法究極の力」で得た両肩から腕が生えた四本腕形態、宇宙拳秘技「彗星激突」などの圧倒的な破壊力を持つ技で苦しめる。
冒険スピリッツを理解したゲキレッドとワキワキを理解したボウケンレッドによって宇宙拳奥義「惑星直列波」を破られてしまい、「レッドゾーンタイガー撃」で吹っ飛ばされ、バーカーと共に2大戦隊の「轟轟ゲキゲキシュート」により敗北、生き延びるしぶとさをみせつける。

その後、巨大化し月から地球を丸ごと破壊しようとし、追いかけてきた2大戦隊のアルティメットダイボウケン、ゲキトージャウルフ、ゲキファイヤーの3体を追い込む程に極めて高い戦闘力を発揮。
理央とメレが操られていた礼をするのにリンライオンやリンカメレオンで現れ、ゴウの呼びかけに応じてリンライオンとリンカメレオンがゲキトージャウルフと合体、ゲキリントージャウルフとなってからは形勢が逆転、激臨剣によって両肩の腕をあっさり斬り落とされた上にアルティメットダイボウケン、ゲキファイヤーと共に追い詰められ、最期は「大聖剣斬り」、「激臨狼狼斬」、「頑頑ナックル落とし」を連続で受け爆散した(上記の台詞はその際のもの。)。

海賊戦隊ゴーカイジャー』では後継者の「行動隊長パチャカマック13世」が登場している。

【余談】

モチーフは『秘密戦隊ゴレンジャー』のバリドリーン。
「パチャカマック」という名前の由来は、アステカ神話における創造神の名前から。

最終更新:2017年07月09日 11:39