行動隊長パチャカマック13世

「貴様ら、パチャカマックの名にかけて、必ず息の根を止めてやる!」

【名前】 行動隊長パチャカマック13世
【読み方】 こうどうたいちょうぱちゃかまっくじゅうさんせい
【声】 増谷康紀
【スーツアクター】 矢部敬三
【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャー
【登場話】 第7話「ニキニキ!拳法修行」
【所属】 宇宙帝国ザンギャック
【分類】 行動隊長
【プロフィール】 元々は惑星の力と重力の腕を操る
宇宙拳法をマスターした宇宙人
【強化改造】 引力掌、電磁砲
【特殊任務】 宇宙拳法地球侵略作戦
【モチーフ】 パチャカマック
【デザインモチーフ】 バリドリーン

【詳細】

ザンギャックの行動隊長。パチャカマック一族の13代目。

自身の重力の腕をインサーンの手で強化し、武器を吸着する「引力掌」を取り付ける改造手術を施されている。
伸縮自在の太い腕から繰り出される磁石拳は相手のあらゆる武器を奪う事ができ、掌を更にパワーアップされ、宇宙科学拳法の奥義「電磁砲」を発射する能力を身に付けた。

「宇宙拳法地球侵略作戦」を実行するのに地球に降り立ち、街中で高層ビルを破壊していく。
その最中に駆けるけたゴーカイジャーと交戦し、5人の武器を磁石拳で全て奪い取るが、武器がなくても十分に戦えるグリーンとピンク以外の3人はガオレンジャーに豪快チェンジし、3人に圧倒されると撤退を余儀なくされる。

再改造を施されると再出撃し、ハカセとアイムが修行中で不在のゴーカイジャーを襲撃。
磁石拳を仕掛けるもすでに見切られており、「敢えて抵抗せずに身体ごと引き寄せられて攻撃する」という手で破られ、サンバルカンに豪快チェンジした3人に電磁砲でダメージを与えるが、漢堂ジャンに「修行」を受けたハカセとアイムが合流。
「拳法には拳法」と5人はゲキレンジャーに豪快チェンジし、連続攻撃に手も足も出ずに両肩の腕を粉砕され、ゴーカイブラストにより敗北。

その直後、巨大化ビームを浴びて巨大化する(上記の台詞はその際のもの)。
ゴーカイオーと交戦、両肩の腕が再生しておらず、ゴーカイスターバーストの砲弾を素手で弾き返す実力を見せるが、最期はゲキレンジャーの大いなる力による必殺技「ゴーカイ大激激獣」を受け爆散した(その際に合掌をしている)。

【余談】

かつて獣拳戦隊ゲキレンジャー轟轟戦隊ボウケンジャーと戦ったパチャカマック12世の後継者でもある。
司令官ワルズ・ギルからは「パ、チャ? 長くて憶えにくい名前だな」と名前を指摘され、「パカチャマック」などと間違えられていた。

同話で『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の元ゲキレッド/漢堂ジャン、マスター・シャーフーが登場する。

拳法家なのにインサーンの機械による強化改造を拒む事なく受け入れていた結果、もはや拳法ではない「電磁砲」を放つ能力を習得している。
この点や市街での破壊活動を平然と行っていたり、自身の肉体を使って戦う事に拘っていなかった点を見る限り、「己の体一つで強さの高みを目指す」という拳法家としての誇りや矜持を持ち合わせていない事が窺え、先代の12世と同様に「拳法家として人格に大きな問題がある人物」と言える。

戦闘力は先代に比べると大した事なく、武器を取り上げた状態の5人揃っていないゴーカイジャーにもほとんど圧倒されている。

放送当時に発売されたゲーム『あつめて変身!35戦隊!』では敵キャラの1人として登場。
ワルズ・ギルによって天空の町に送り込まれる。

最終更新:2017年10月16日 12:15