Dr.ヒネラー

「おお、見ろ!ユガンデ!シボレナ!メガレンジャーの最期だぁ」

【名前】 Dr.ヒネラー
【読み方】 どくたーひねらー
【声/俳優】 森下哲夫
【登場作品】 電磁戦隊メガレンジャー
【登場話】 第1話「ゆるすな!ねじれた侵略者」~
最終話「つかむぜ!俺たちの卒業証書」
【所属】 邪電王国ネジレジア
【分類】 元人間/幹部→首領
【モチーフ】 不明
【名前の由来】 捻(ひね)る+アドルフ・ラー

【詳細】

優秀な悪の科学者にして、ネジレジアの司令官。

ネジレ獣」や「サイコネジラー」の他、「ユガンデ」や「シボレナ」を製作。
冷酷非情な性格で、人間を「不完全な存在」と呼ぶが、2人に対しては「最高傑作」として愛情を注ぎ、2人からも父親のように尊敬されている。

ギレール」に対して最初は他の幹部と同等に扱っていたが、「ユガンデ」を利用して重傷を負わせると激怒、暴走させる事で謀殺。
更には派遣した「邪電王ジャビウスⅠ世」も「邪電戦隊ネジレンジャー」を利用して謀殺させ、ネジレジアの事実上の支配者となる。

元々はアンドロイドの「シボレナ」を除けば、非常に人間に近い姿で、正体はI.N.E.Tの久保田博士の元同僚で旧友の「鮫島博士」。
かつて久保田博士と同様に強化スーツ理論の研究をしていたが、実験に協力していた娘が死んだ事を発端として「誹謗中傷」された事で歪んでしまい、人類への復讐と久保田博士への勝利にネジレ次元に飛び込み、現在の姿に変わる。

目的は「ジャビウスハート」により1度カード化した人間のデータを再構成、自身の思い通りの人格の人間で形成された王国「ヒネラーシティ」に君臨する事にある。

ジャビウス没後は様々な作戦により「ヒネラーシティ」でメガレンジャーと攻防を続けていたが、復活したネジレンジャーが乱入、好調だった筈の計画が破綻したので、シボレナに引率される形でシティを放棄して逃亡するが、偶然にも逃亡中に5人の変身するところを目撃した事でメガレンジャーの正体が高校生だった事を知る事になる。

その後、メガレンジャーが通う諸星学園高校に「ジゴクネジラー」を送り込み、巻き込まれた市民に彼らを疎外させるという報復を行う。
2人を贔屓した性格が災いとなり、ヒネラーシティ計画もネジレンジャーを後先考えずに切り捨てた行動が原因で頓挫。

ネジレ次元に長く留まっていたので改造した身体に限界が近付き、終盤で幹部2人が倒されると自身を再改造、「グランネジロス」と一体化。
メガレンジャーに唯一残った巨大戦力「メガボイジャー」を苦しめ、止めを刺す前に生命がつきようとしており、最期はメガボイジャーを道連れにグランネジロスと共に自爆した(上記の台詞はその際に勝利を確信した結果、ヒネラーの精神がついに限界を迎えて言い放ったもの。)。

【ヒネラー怪人態】

「Dr.ヒネラー」が終盤で自身を再改造した形態。

青白い顔をした怪物と化しており、メガレンジャーとの戦いで倒された「ユガンデ」、「シボレナ」の仇を取るのに自ら出陣。 久保田博士を抹殺する事を目的に襲撃、メガレンジャーの応戦も退ける程の耐久力を有する。

だが、「ヒネラー」の肉体には限界が近付いており、久保田博士に手に掛ける後一歩のところで自ら膝を付き元の姿に戻る。
メガレンジャーとの最終決戦を行おうと巨大戦に移行した。

【余談】

シリーズ第10作目『超新星フラッシュマン』に登場する参謀格の「大博士リー・ケフレン」も同じ事を成し遂げている。
両者共に様々な共通点がある(科学者系の大幹部にして組織の参謀格、正体が地球人、女性幹部が死の間際に父と認識するなど。)。

最終更新:2016年07月05日 10:36