ヘルズゲート囚　エンボス

「この、貴様ら皆殺しにしてやる！」

【囚人ナンバー】	7181
【名前】	ヘルズゲート囚　エンボス
【読み方】	へるずげーとしゅう　えんぼす
【声】	夏井貴浩
【登場作品】	未来戦隊タイムレンジャー
【登場話】	Case File 39「雨に濡れた嘘」
【所属】	ロンダーズファミリー
【分類】	ヘルズゲート囚
【圧縮冷凍年数】	半永久的
【モチーフ】	ムンクの叫び

【詳細】

30世紀において殺人ウイルス「レダーウイルス」に感染、自暴自棄になってウイルスをばら撒き周囲に感染させた事で、ヘルズゲート行きとなっていた囚人。

破壊を望む「ギエン」の手によって解凍され、街中に出現するとレダーウイルスをばら撒き大勢の感染者を出した。

元々違法なウイルスを開発していた科学者で、自身が感染したレダーウイルスも本人が開発したもの。
開発したウイルスを犯罪者に売る事で多額の利益を得ており、レダーウイルスも元々はそういった用途に開発したが、誤って自身がウイルスに感染してしまい、自身だけが苦しんで命を落とすという事が許せないという自己中心的な理由から、半ば錯乱状態で大量の感染者を作り出したので半永久圧縮冷凍の刑に処されていた。

レダーウイルスは感染すると首に痣が生じて発熱、2～3週間で命を落としまうほどに強力だが、ワクチンを1週間以内に打てば助かる病気。
だが、圧縮冷凍された当時はワクチンを摂取しておらず、レダーウイルスに感染したまま解凍され現代に出現して被害は拡大。
エンボスを解き放った「ギエン」の暴走を重く見た「ドン・ドルネロ」はかつてレダーウイルスに感染した自身の血からワクチンを作るように提案し、見返りとして5億円の大金を要求。

要求を飲むしかないタイムレンジャーはシティーガーディアンにサポートを依頼、「ドルネロ」の血と金を引換にワクチンの精製に成功。
自身が苦しんでいるのに他の者がワクチンで助かるのは許せないとして、ワクチンを運ぶタイムレンジャーを急襲。
ワクチンを破壊しようと暴れ出すが、アヤセにワクチンを運ばせ、他のメンバーと対峙。

その直後、巨大化抑制シールを剥がして巨大化（上記の台詞はその際のもの。）。
シャドウアルファやブイレックスロボと交戦、剣を武器にシャドウアルファやブイレックスロボに立ち向かうが、「ブリザードスラッシュ」、「マックスブリザード」を連続で受け圧縮冷凍された。

【余談】

自身は既にワクチンが通用しない程、重度の感染状態に陥っている。劇中ではウイルスの症状に苦しんでいる様子は見せず、普通に動き回っており、戦闘をこなす。
ワクチンも効かない（有効期限はとっくに過ぎており、本人も明言している）事から既に末期だった可能性もある。
「重症過ぎて逆に痛み等感じなくなっていた」、或いは「自棄になるあまり精神と神経に異常を来たして痛覚が麻痺してしまった」とも考えられる。実際に被害妄想がとても強い状態となっている。

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