研究のアバウタ

「何っ!?こ、これは研究してなかった!」

【名前】 研究のアバウタ
【読み方】 けんきゅうのあばうた
【声】 野島昭生
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】 epic7「大地を護れ!」
【所属】 宇宙虐滅軍団ウォースター
【分類】 ウォースター構成員/ズテラメドロプ星人
【出身星】 ズテラメドロプ星
【特技】 研究によって相手の弱点や効果的な作戦を発見する
【任務】 地球人の殲滅(研究の結果、植物消滅作戦を選択)
【趣味】 研究
【生物モチーフ】 ヘビトンボ
【器物モチーフ】 白衣、人体模型、骸骨模型
【名前の由来】 アバター
【出身星の由来】 ヘビトンボの学名(protohermes grandis)

【詳細】

惑星のモンス・ドレイクによって招集されたズテラメドロプ星人。

研究対象を多角的に観察するのに適した6つの主眼と2つの研究眼を有し、8つの眼で採取したデータを持ち帰る。
集めた膨大なデータと照らし合わせて研究しつくす事で最適な作戦を立案、更に戦闘において相手の弱点を研究する事も得意としている。

「何事も綿密な研究を重ねた上で対処する」という慎重な性格で、研究の結果において地球上の植物を全て消し去り酸素の供給を止める事で生命を滅ぼそうと目論み、ゴセイジャーの連携も研究して、個別に始末しようとするが、畑仕事で強くなったランディックアックスで光弾を弾き飛ばしながら突進、そのままアックスを上空へ放り投げてアバウタに掴み掛かると、そのまま大根を抜く時の要領でアバウタを転がし、マウントポジションを取るとさらに大根を洗う時の様に弄ぶ。くすぐったくてのた打ち回るアバウタ目掛けて落ちてきたランディックアックスをキャッチして思いっ切り振り下ろし、渾身の一撃を叩き込まれ、研究データを打ち壊される。

怒りから敗北していないにも拘わらず、ビービ虫に噛みつかれて巨大化する。
ゴセイグレートへの合体を阻止しようとゴセイスネークを踏みつきけるが、新たな仲間のランディックブラザーの研究はしていなかったので、ランディックゴセイグレートへの合体を許してしまい、最期は「ランディックストライク」を受け爆散した。

【余談】

名前の由来となっている『アバター』には地球側が別の惑星の自然を破壊して侵略を行う展開があるため、そこから植物を消し去る作戦が考えられたと思われる。ネーミングは他にも研究の英語名(about)との語呂合わせにもなっている。
全体的に人体模型と骸骨模型の意匠が入り、ヘビトンボの羽根を白衣に見立てているが、「研究者」という訳ではなく、単なる研究熱心な宇宙人に過ぎない。

デザイナーの酉澤安施氏によれば、「科学を連想させるために理科室の人体模型を取り入れ、身体を筋肉と骨の半々で構成し、『相手の動きをサーチする』という事で頭部に6つの単眼を付けた」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

声を演じる野島昭生氏は『秘密戦隊ゴレンジャー』以来、34年振りにスーパー戦隊シリーズの怪人の声を演じている。
長男の裕史氏(『海賊戦隊ゴーカイジャー』の司令官ワルズ・ギル)、次男の健児氏(『炎神戦隊ゴーオンジャー』の害水王子ニゴール・ゾ・アレルンブラ)もスーパー戦隊シリーズに出演。

最終更新:2015年11月08日 22:08