「天の道を往き、総てを司る」
【あらすじ】
1999年10月19日、地球に飛来した巨大隕石により日本・渋谷とその周辺地域は壊滅した。
それから7年後の2006年、隕石に乗って襲来した人間に擬態する宇宙生命体「
ワーム」が密かに横行し始めていた。
「ワーム」と戦う謎の組織「ZECT」は遂に「マスクドライダーシステム」を開発に成功。
一方、「ZECT」の見習い隊員、加賀美新は自らを「天の道を往き、総てを司る男」と自称する天道総司と出会う。
平成仮面ライダーシリーズ第7作目。
仮面ライダーシリーズ生誕35周年の記念作品。
前作の『仮面ライダー響鬼』とは打って変わり、モチーフに昆虫の採用、「変身」のかけ声の復活、バイクの常用、キックの必殺技や仮面ライダー自身による必殺技名の発声など、いわゆる従来の「仮面ライダー」らしい要素を積極的に含んでいる。
また、クロックアップと呼ばれる特殊な能力を敵味方が持っており、それを利用した特殊な演出が本作の最大の特徴である。
ファイズのアクセルフォームを代表とする「ライダー自身が超高速で動き、周囲の風景がゆっくりと流れる」という描写を通常能力として採用したもので、描写速度の差がよく演出に用いられた。
二段変身などは『イナズマン』がベースとされている。
最終更新:2020年03月11日 17:53