「声を出すな!」
【詳細】
バラノイアが開発したマシン獣。
全身に探査装置を装備し、右肩や背中から光線を放つ。
他にも両腕、両足からの刃、右腕からのロープ付きのアンカー、剣としても使用できるブーメランを武器としている。
新皇帝となった
カイザーブルドントが最初に派遣、オーレンジャーの公開処刑を目論む。
泣き声を上げる赤ん坊型爆弾で誘き寄せたオーレンジャーを迎え撃つカイザーブルドント、マルチーワを援護。
姿を見たドリン
を上記の台詞で口止めして、額からの光線でパワーブレスを破壊。
超力を失うも何とか逃走した吾郎以外の4人を捕え、探査装置で発見した吾郎を襲撃、駆け付けたキングレンジャーをカイザーブルドントやマルチーワと共に攻撃。
キングレンジャーとドリンが搭乗するキングピラミッダーを逃がした吾郎を捕らえ、彼を始めとする5人の公開処刑を執行しようとするが、禁断の力となる「怒りと憎しみの人面剣」で狂戦士と化したリキの横槍によって阻止される。
5人は修理されたブレスで変身、リキもドリンの呼び掛けで元に戻る。
オーレンジャーの集結後、カイザーブルドントやマルチーワと共に6人を迎え撃つが「キングビクトリーフラッシュ」に怯み、「オーレバズーカ」により敗北。
その直後、
巨大化エネルギーを注入されて巨大化する。
ブロッカーロボと交戦、両腕、両足から放つ刃による格闘戦でブロッカーロボを迎え撃ち、赤い光線で5体を攻撃、右腕からのロープ付きのアンカーを撃ち込む。
ブーメランから衝撃波を伝わせるが、合体したオーブロッカーのツインブロッケンソードでブーメランやロープを切断される。
背中からの光線で攻撃するが、キングピラミッダー・バトルフォーメーションの参戦で形勢が逆転、最期は「スーパーレジェンドビーム」を受け爆散した。
【余談】
どういった目的かは不明だが、上半身の形状から察するに姿はマルチーワを模しているのが分かる(両膝のプロテクターのような部分や胸部の辺りが一致する)が、人格は男性となっている模様。
デザイナーの阿部統氏によれば、「明らかに当時大人気だったロボットアニメの影響を受け、現代になって見ると自身も超恥ずかしい」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。
声を演じる梅津秀行氏はスーパー戦隊シリーズで多くの怪人を演じている。
最終更新:2017年04月30日 11:06