ン・ガミオ・ゼダ

「人間は強さを求め、戦いを求める!グロンギになるのも定めだ!」

【名前】 ン・ガミオ・ゼダ
【読み方】 ん・がみお・ぜだ
【声】 立木文彦(ディケイド)
【登場作品】 仮面ライダーディケイド など
【登場話】 第2話「クウガの世界」
第3話「超絶」
【所属】 グロンギ
【分類】 究極の闇を齎す者
【出身世界】 クウガの世界
【登場世界】 クウガの世界
【生物モチーフ】 オオカミ

【詳細】

仮面ライダークウガ』本編には登場しないが、本来は劇場版企画用に考案されたらしく、本編中で存在が示唆されていた(ラ・バルバ・デが狼の紋章が描かれた毛皮を所持していた。)。
封印されていた経緯は不明だが、『仮面ライダーディケイド』における復活直後の台詞から封印され続ける事を望んでいたようにも受け取れる。

【仮面ライダーディケイド】

グロンギの支配者。究極の闇を齎すとされるオオカミ種怪人。
右腕から爆発的な威力を持つ雷光を発し、ディケイドを一撃で大きく吹き飛ばすほどの強大な腕力、念動力を使って宙を舞う事ができる。

クウガの世界に登場するグロンギは全員ガミオの復活に特殊な「ゲギバスゲゲル」を行っていたが、門矢士/ディケイドの活躍で失敗。
復活を阻止できたかに見えたが、世界の異変の影響で儀式が失敗したのにもかかわらず復活を果たしてしまう。

目覚めてからすぐに人間の言葉を話すという高い知能があり、「バセゴセバレザレタ?(なぜ俺は目覚めた?)、俺は2度と目覚めぬはずだった」と話していた。

復活後は自身の身体から発される人間をグロンギへと変化させる黒煙で人間をグロンギに変え、世界を支配しようとしていたが、阻もうとするディケイドと戦う。
「究極の闇」を齎す者の名にふさわしく、高い実力でディケイドを追い詰め、変身解除に追い込む。
変身解除した士を人間が変化したグロンギ達に襲わせるが、戦う決意を固めたユウスケの変身するクウガやディケイドが揃い踏み、形勢が逆転する。最期はファイナルフォームライドでクウガが変形したクウガゴウラムが発動したディケイドの必殺技「ディケイドアサルト」を受け爆散した。

その際に「お前もかつては人だったのかもしれないな」とディケイドに言われていたが、言葉と「ガミオ」との関係は不明なままとなっている。
一応、グロンギは古代人が隕石に含まれる霊石の影響で変貌した種族で、人間に近い存在ではある。

【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】

ショッカーの同盟怪人として登場。

世界会議にはグロンギの代表者として出席し、人類の根絶を提唱した「ゴルゴム」や「クライシス帝国」に頷いている。
処刑広場の決戦ではクウガを迎え撃った。

【スーパーヒーロー大戦GP】

ショッカーの幹部怪人として登場。

ライダー達と交戦、最期はブレイドのライトニングブラストを受け爆散した。

【余談】

『ディケイド』で声を演じる立木文彦氏は『仮面ライダークウガ』にて第3話以降の予告ナレーションを務める。
『ディケイド』の登場話では平成ライダーシリーズに何度か出演している諏訪太朗氏が諏訪太郎刑事役としてゲスト出演。

最終更新:2017年03月09日 18:31