ラ・バルバ・デ

「リントは変わったな」

【名前】	ラ・バルバ・デ
【読み方】	ら・ばるば・で
【俳優】	七森美江
【登場作品】	仮面ライダークウガ
【所属】	グロンギ
【生物モチーフ】	バラ
【他のモチーフ】	バラランガ
【通し番号】	B1号
【所属集団】	ラ集団

【詳細】

未確認生命体B群（人間体）の第1号に数えられるバラ種怪人。
ゲゲルの進行を取り仕切り、指輪「ゲゲルリング」の鍵をプレイヤーとなる怪人のバックル「ゲドルード」に差し込み、ゲゲル開始の許可を与えると共に、ゲゲルの期限を過ぎると爆発するという時限装置のスイッチを入れる役目を担っており、審判員で構成される「ラ集団」のリーダーと思われる。
初期は黒い服の上に赤い花をつけたような衣装で、その後も3度に渡って衣装を変えている。

怪人体に変身する事は最後までなく上記の衣装を身につけた美女の人間体で行動していたが、非常時などに腕だけを伸縮する蔓のような形態に変える能力を数回見せた事がある。
作中では一条刑事と因縁があり、「ン・ダグバ・ゼバ」が殺害しなかった唯一のグロンギではあったのだが一条刑事に強化型神経断裂弾を撃ち込まれ海中に落下。
その際、吐血しながら何故か一条薫に笑顔を見せており、死体が見つかる事はなくそのまま生死不明となる。

「バルバ」が終盤、手にしていた毛皮には狼の紋章があり、制作されるはずだった劇場版に登場する予定の「ン・ガミオ・ゼダ」の存在を暗喩していた。
後に『仮面ライダーディケイド』において「ガミオ」は登場する事になる。

『小説版 仮面ライダークウガ』にて生存という形で登場。
グロンギ達が復活した長野県九郎ヶ岳遺跡とは別の遺跡に封印されていた3体のグロンギを解き放ち暗躍。
3体が倒された後に姿をくらませており、その後の消息は不明。

【余談】

登場は第3話からだが、役名テロップや書籍共に「バラのタトゥの女」という名称表記で統一されていた。第20話で初めて「バルバ」という呼称が登場したが、表記はそのままだった。
正式名称が登場したのは最終話エンディングの役名テロップだけ、それに先駆ける形で、2000年の年末に発売された『仮面ライダークウガかるた』に「ラ・バルバ・デ」という表記が出ている。

実質的にはそれまで登場したグロンギの名称の法則などから、当てはめれば容易に名前は推理できる。

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